ホンダ 新型 CR-V インテリアレビュー 前席編
ホンダの新型CR-Vに試乗してきました!
今回はインテリアで前席をレビューしていこうと思います。
試乗車はEX・Masterpiece 5人乗り 4WDモデル¥3,807,000です。
結果からいうとナビの7インチ以外はレベル高いな!という印象です。
以前遊びに行ったエンジョイホンダというイベントで簡単に紹介していましたが、その時はブラックレザーの内装でした。
今回試乗したのは見たいと思っていたブラウン内装。
ホンダでブラウンレザーシートをセレクト出来るのはレジェンド位なので貴重な存在ですね。
それだけCR-Vも上級の車種に位置づけられたと考えて良さそうです。
2018.11.01に発売になるハイブリッドが本命な気がしますが、結構な価格になるので充分検討が必要ですね。
昨今の電動化の流れはどんどん加速してきています。ドイツプレミアムもマイルドハイブリッドを積極的に採用し始めました。
今後の主流になるパワートレーンを意識しながらクルマを選ぶのもまた一興かもしれません。
またエンジョイホンダでのCR-Vの記事も良ければどうぞ。
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では試乗車のスペックを載せておきます。
ホンダ CR-V 試乗車のスペック
去年登場したシビックと同じエンジンですが、ハッチバック、セダンよりも数値的にはパワーがアップしています。
走行フィーリングはやはりシビックシリーズに軍配が上がる印象です。
今回のスペック表から試乗時の走行距離も載せるようにします。
タイヤの馴染みで乗り味も変わってきますからね。参考になればと思います。
ホンダ CR-V インテリアレビュー 前席
フロントドア
まず目に付くのが木目調のパネルです。マットな質感でいかにも木目調ですが、質感は悪くないです。
トリム上部はステッチ調ソフトパッド、パネル下はステッチ付合成皮革で覆われています。
さらにアームレストもステッチ付合成皮革です。先代とは大違いや!ww
ウィンドウスイッチ自体に加飾はありませんが、スイッチパネルはピアノブラックで処理されていますので質感は良いです。
インナードアハンドルの前方にシートメモリースイッチが配置されています。
少し見えづらいですが、スピーカー上部にもピアノブラックのパーツが付いていますね。
乗り込む前に足元確認。スカッフプレートの設定はないですね。
フロントシート
ブラウンレザーはキャメルとも言えそうな少し明るめのブラウンです。
表皮の縫製パターンが今までのホンダ車と違っていて、今後のホンダ車のシートがどうなるのか楽しみですね。
シートはパワーシートになっており、ランバーサポートの上下調整含めると12wayになっていますね。
ランバー付きで上下調整が出来るのでかなり良好な着座姿勢がとれます。
座面の薄い感じもなかったので長距離もいけそうなシートに仕上がっている印象です。
調整スイッチもグロスパーツが施されて質感も配慮があって良いですね。
ステアリング周辺
ステアリングですがデザインはシビックと同じですが、レザーの質感はサラサラとしたタイプのものです。
またステアリングスイッチパネルがCR-Vはピアノブラックではないように見えました。
こういう素材の樹脂みたいな?塗装してある感じには見えなかったです。
パドルシフトもしっかり装備されています。
メーターユニットの基本構成はシビックと同じですが、液晶メーター内のデザインはCR-V専用になっています。
アーチを描いたタコメーターの下に数字でスピードが表示されますね。
その下はインフォメーションディスプレイになっていて、項目ごとに何種類か表示パターンがあります。
この表示もせっかくのデジタルなのでもう少し集約して1画面での情報量を増やしてくれると良いなと思います。
ステアリングの右側はエンジンスタートスイッチ、各種安全装備、パワーバックドア(ハンズフリー対応)などのスイッチが並びます。
このエンジンスタートスイッチがドアを開けると鼓動みたいに点滅するのがかっこいいです。
インパネのステッチ付ソフトパッド、木目調パネルも設定されていて、質感は問題ないと思います。
アクセルペダルは吊り下げ式ですね。
ホンダ車にはオルガン式アクセルペダルは無かったと思います。
続いて前席全景です。
前席全景
先進感のあるインパネデザインに各パーツも質感に配慮されていて良いと思います。
ホンダは車種ごとにインパネのデザインが違いますね。パーツを共有して単価下げて質感高くするか、デザイン優先で質感が少し落ちるか、たくさん売れるからデザインも質感もちゃんとできるか、であればホンダの場合CR-Vは一番後者ですかね。
量販車種としてはかなり良いレベルでまとめられていると思います。
細部を見ていきます。
まず気になるのが
やっぱりこれです。ナビの7インチ、しかもギャザズ!でもギャザズ自体はダメじゃないんです。
私も家のN-ONEはギャザズナビですが使い易いですし、Bluetoothの接続も問題ありません。
しかし、ディーラーオプションのナビがなぜ標準でついてくることになるのか。ホワイ!!
ナビの下はエアコンのユニットです。ここもピアノブラックのパネルで処理され温度調整のつまみの質感も良いですね。
操作感も程よい手応えがあって好印象でした。
その下がシフトレバーです。
CR-Vは伝統的にインパネシフトを採用していますが、これが空間効率には良くてセンターコンソールの使い勝手を大幅に向上させていると思います。
質感ですが、ここは少しプラスチッキーな感じがあります。
シフトレバーはハイブリッドになるとレジェンド、アコードで採用されているボタン式のセレクターになるようです。
シフトレバー横に電子パーキングとオートホールドのボタンがありますね。シビックから標準で付いてくるようになりました。これは嬉しいですね。
センターコンソール
シフトレバー後方はセンターコンソールです。
コンソールサイドに木目調パネルが施され質感にも気を使われていますね。
前方からアクセサリーソケット付トレイ、リッド付ドリンクホルダー、コンソールボックスとなります。
インパネシフトのおかげでトレイが深くそこそこな面積もあり実用的です。
ほんと細かいことですが、ドリンクホルダーのリッドがすこし動きが軽いですね。
カシャカシャ音がする感じで、もう少し重みがあっても良かったなと思います。
その後方がコンソールボックスですが、その一番前方に1.0AのUSB差し込み口とまたまたアクセサリーソケットがあります。
こういう装備が充実しているのは個人的に大好きです。
コンソールボックスには可動・脱着式のトレイが付いていまして、これがトレイを一番後ろにした状態です。
こちらがトレイを一番前にした状態です。
なかなかの可動量です。スムースにも動くので使い勝手はよさそうです。
このトレイは外せるのですが、この時は外し方が分かりませんでした。
(エンジョイホンダの展示車は外してありました)←エンジョイホンダの記事で画像あるかも?
アームレストはステッチ付合皮で処理され質感GOOD!
作動感は可もなく不可もなくですね。ホンダのセンターコンソールは剛性感が高いので好印象ですね。
ミシっとか言わないので安心感あります。
開けるとこんな感じです。
なかは起毛処理はもちろん無しです。
トレイ外すと大きな収納なので、そもそも無理でしょうか。
底板は滑り止めになったゴム板のような素材です。
オーバーヘッドコンソールも見ておきます。
照明はLEDになっており、画像のようにミラー付のサングラスホルダーも付いています。これは嬉しい装備です。
あとこちらの車両はEX・Masterpieceなのでサンルーフも付いているので、そのスイッチもこちらに配置されています。
では最後に助手席側を見てみます。
助手席側
グローブボックスも起毛処理はありません。
広さは充分確保されていて、開閉の質感は少し軽いですね。
少しずつこういう開閉フィールなども煮詰めても良いのではないかと思います。
他メーカーも質感アップには余念がありませんので。
ホンダ 新型 CR-V インテリアレビュー 前席編まとめ
新型CR-Vの前席内装レビューをご覧いただきましたが、いかがでしたか。
デザインは好みがあると思いますが、質感は先代に比べて格段に良くなっていました。
ドアトリム、インパネに配された木目調パネル、ステッチ付ソフトパッド等価格が上昇しているだけの質感の向上になっていると思います。
またインパネシフトにより空間効率に優れていてセンターコンソールの自由度が高いですね。
この辺りは購入検討する際に奥様にも訴求しやすいポイントになるような気がします。
実際メインマーケットの北米では、女性の足車としても人気が高いということですので、北米設計でも使い勝手はかなり配慮されているようですね。
また採光にも配慮されているようで車内が明るく感じます。マツダのCX-5は少し室内が暗く感じた記憶があります。
この辺りもファミリーカーとしては地味に重要な部分かもしれません。
以上で CR-Vのインテリア 前席のレビューを終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
次回も読んで貰えると嬉しいです。
初めにも載せましたが CR-V関連の記事のリンクを貼っておくので良かったら見てみて下さい。
エンジョイホンダのCR-Vの外装はモデューロ仕様なのでオプション考えてらっしゃる方は参考にしてもらえると思います。
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CR-Vは動画もあるのでそちらも良ければどうぞ。
試乗車のスペック
パワートレイン | 1.5ℓターボ | |
駆動方式 | FF | 4WD |
サイズ㎜ 全長×全幅×全高 | 4,605×1,855×1,680(4WD車は1,690) | |
車体重量㎏ | 1,590~1,630(7人乗り) | 1,570~1,610(5人乗り) |
ホイールベース㎜ | 2,660 | |
最低地上高㎜ | 190 | 200 |
トランスミッション | 無断変速オートマチック(トルクコンバーター付)+パドルシフト | |
燃費WLTCモード(km/L) | 15.4~15.8 | 14.6~15.0 |
サスペンション 前/後 | マクファーソン式 / マルチリンク式 | |
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) | ( 140 [190] / 5,600 ) レギュラー仕様! | |
エンジン最大トルク(N・m[kgf・m]rpm) | ( 240 [24.5] 2,000-5,000 ) | |
最小回転半径 m | 5.5 | |
試乗時の走行距離 | 約150㎞ |