ND ロードスター 2024 モデル 年改良内容 と Vセレクション 見積もり
2024.1.14公開
https://www.mazda.co.jp/ |
いつか欲しいロードスター
マツダがNDロードスターのビックマイナーチェンジを発表しました。
発表は2023年の10月でしたが、発売・納車開始は24年1月中。
今回は改良内容のおさらいと、メインとなるVセレクション含む3パターン見積もりの紹介です。
ロードスター2024改良後の価格
改良後の価格一覧です。
ロードスター(ソフトトップモデル)価格
機種 | TM | 旧価格 | 新価格 | 差額 |
S | 6MT | 2,689,500 | 2,898,500 | 209,000 |
NR-A | 6MT | 2,843,500 | 3,064,600 | 221,100 |
S Special Package | 6MT | 2,906,200 | 3,087,700 | 181,500 |
6AT | 3,021,700 | 3,203,200 | 181,500 | |
990S | 6MT | 2,959,000 | 廃止 | |
S Leather Package | 6MT | 3,257,100 | 3,498,000 | 240,900 |
6AT | 3,372,600 | 3,613,500 | 240,900 | |
BROWN TOP | 6MT | 3,257,100 | 廃止 | |
6AT | 3,372,600 | 廃止 | ||
S Leather Package White Selection | 6MT | 3,297,800 | 廃止 | |
6AT | 3,413,300 | 廃止 | ||
S Leather Package V Selection NEW | 6MT | 3,553,000 | 255,200 | |
6AT | 3,668,500 | |||
RS | 6MT | 3,422,100 | 3,679,500 | 257,400 |
値上げ幅は約18~25万円となります。
マツダ ロードスターRF 価格
機種 | TM | 旧価格 | 新価格 | 差額 |
S | 6MT | 3,527,700 | 3,796,100 | 268,400 |
6AT | 3,555,200 | 3,823,600 | 268,400 | |
VS | 6MT | 3,823,600 | 4,154,700 | 331,100 |
6AT | 3,851,100 | 4,182,200 | 331,100 | |
VS White Selection | 6MT | 3,864,300 | 廃止 | |
6AT | 3,891,800 | 廃止 | ||
VS Terracotta Selection | 6MT | 3,864,300 | 廃止 | |
6AT | 3,891,800 | 廃止 | ||
RS | 6MT | 3,988,600 | 4,308,700 | 320,100 |
RFのグレードは新しいマツコネと、MRCCが標準装備になるので全体的な値上げ額が上がっています。
NDロードスター2024モデル改良内容
改良と変更の内容を簡単にまとめました。特に注目したい内容は赤背景です。
●特別仕様車「990S」が販売終了
●1.5NAエンジンスペックは132→136PSに向上
●安全装備性能向上(MRCC追加、スマート・ブレーキ・サポート[後進時左右接近物検知機能(SBS-RC)]追加)
●マツコネの進化(8.8インチを採用)
●外観デザイン・ヘッドライト意匠変更(フルLED化←ディミングターン採用なし、ホイールデザインの変更)
●走行性能向上(アシンメトリックLSD追加、電動パワステ制御変更、エンジンパフォーマンス、DSC-TRACKモード追加 (MT車のみ)
●35周年記念車登場の可能性
●アイボリー系内装の特別仕様車「S Leather Package V Selection」追加
●内装質感の向上(センターコンソールサイドの合皮処理)
●プラチナクォーツメタリック廃止→エアログレー追加
遂にロードスターにもMRCCが搭載ですね。
幌:S、NR-A設定なし、SスぺMOP設定、それ以外標準
RF:全グレード標準
となっています。いずれにしても設定車速は30キロからではありますが、ACC機能が付いたのは嬉しいですね!
990Sの廃止は少し残念ではあります。走りの特別仕様車として設定されブレーキにブレンボが標準設定されたことで走りに締まりのある楽しいクルマでした。
画像大量!ロードスター990S試乗! ホワイトパール×ダークブルー幌2022.8.29更新どうもUUです 先日ロードスターに新設定された特別仕様車990Sにやっと試乗出来ました。[sit[…]
エンジンスペックは132→136PSに向上。4PSが走りにどれ位影響あるかは?
もし試乗車が配備されたら是非実車をチェックしたいですね。
ベージュカラー内装のVセレクションが追加、毎年新しい特別仕様車が出てきますが、前回のブラウントップと入れ替わりで上質な内装カラーです。
内装の質感も併せて向上が入っていまして、運転席側のセンターコンソールサイドにステッチ付き合皮が設定されています。
この内装は素敵過ぎるやろ…
センターコンソールサイドの質感アップは相当印象違いそうですね。
マツコネの進化は多くの方が望んでいたのではないでしょうか。
8.8インチに画面が拡大になりデジタル表示になりました。画面拡大は全グレードに採用されています。
MAZDA2ではありますが、新しいマツコネを見た感じ画質も良くなっていますし、収まりも良かったです。ロードスターではさらに見映えと視認性、視界に配慮されているので良いもの感が上がってそうですね。
こちらもMAZDA2ですが、カメラの画質はこんな感じです。
表示内容等はMAZDA2と同じだと思われるので、納車待ちの方お楽しみに。
今回の改良で外からビックマイナーのロドスタと分かるのがライトの意匠変更。
ディミングターンの採用はありませんでしたが、これは嬉しい内容ですね。
ALHはS Special Packageにセット内容でMOP設定¥110,000。
ウィンカーがLEDになったのは大きいですね!
では見積もりを掲載していきます。
今回は
・幌:新設定のVセレクション
・幌:S special Package
・RF:VS
の見積もりを掲載します。
Vセレクション 見積もり
個人的にもし購入できるならこのグレードにしたい。
やはり明るい内装カラーは良いです。汚れが気になるかもしれませんが、折角買うなら好きなカラーリングの組み合わせに。
Vセレクションはボディーカラー以外メーカーオプションの設定はありません。
車両価格¥3,553,000
支払総額¥4,071,820
DOPはお洒落になるかな?と考えたものもセレクト。
フロントピラーガーニッシュ ¥31,680
ドアミラーガーニッシュ ¥9,460
ホワイトレンズ ¥15,400
アルミペダルセット ¥24,310
ドライブレコーダーフロント ¥40,700
バックガイドモニター ¥39,930
フロアマットプレミアム ¥31,680
マツダオンラインナビ用SDカード ¥88,000
ETC1.0 ¥35,200
セットアップ ¥2,750
合計 ¥319,110
マツコネ2になる事でナビ用のSDカードが約5万円→約9万円と4万円程値上がりしています。
S special Package (Sスペシャルパッケージ)見積もり
車両本体価格¥3,087,700
ボディーカラーは新色のエアログレー
支払総額¥3,566,200
アルミペダルセット ¥24,310
ドライブレコーダーフロント ¥40,700
バックガイドモニター ¥67,650
フロアマットプレミアム ¥31,680
マツダオンラインナビ用SDカード ¥88,000
ETC1.0 ¥35,200
セットアップ ¥2,750
合計 ¥290,290
続いてハードトップのRFです。
2024マイナーチェンジ RF VS 見積もり
車両本体価格¥4,154,700
支払総額¥4,632,680
アルミペダルセット ¥24,310
ドライブレコーダーフロント ¥40,700
バックガイドモニター ¥39,930
フロアマットプレミアム ¥31,680
マツダオンラインナビ用SDカード ¥88,000
ETC1.0 ¥35,200
セットアップ ¥2,750
合計 ¥262,570
もう少し買いやすいイメージだったロードスターですが、魅力的になった分、価格も上がりましたね。
毎年改良が入り買い時が難しいモデルですので、過去記事等も参考にして頂ければと思います。
今回は以上です。
以下にメーカー公式からの内容を抜粋し、要約しました。さらに詳しい内容が気になる方はご覧ください。
◆先進安全機能の進化
● マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (MRCC)
MRCCは、設定した速度での定速走行や、車間距離を一定に保って走行するための運転支援機能。フロントグリル左側に設けたレーダーセンサーが先行車を検知、定速走行や追従走行を支援。
● スマート・ブレーキ・サポート[後進時左右接近物検知機能(SBS-RC)]
約15km/h以下で後退中にクルマの左右や後方に接近してきた車両を検知。衝突を回避できないと判断したとき、ブレーキ制御を支援することで衝突時の被害の軽減。
◆マツダコネクトの進化
● 8.8インチセンターディスプレイ採用
8.8インチのセンターディスプレイは、画面の縁部分をできるだけ狭くしたフレームレス構造を採用。スマートフォンからアプリを通じて車の状態が確認できたり、万が一の事故の際には自動で救急車を手配するコネクティッドサービスも採用。
画像はMAZDA2 |
◆デザインの進化
● ランプ類のLED化
ヘッドランプは、デイタイムランニングライトの変更。
生き物の瞳のような表情を維持しつつ、スピード感やライトウエイトスポーツカーらしさを表現。リアコンビランプは、歴代のロードスターに共通して採用されている「円形+楕円」のモチーフをより鮮明に表現。ヘッド、リア、ターンランプなどを含め、すべてのランプをLED化。
● ホイールデザインの変更
軽やかさと機能美を表現した新たなホイールを設定。
● ボディカラーに「エアログレーメタリック」を追加
◆ダイナミクス性能の進化
● ASYMMETRIC LIMITED SLIP DIFFERENTIAL 「アシンメトリックLSD」(ロードスター「S」を除くMT車のみ)
加速・減速時のデファレンシャルギヤの差動制限力を変化させ、リアタイヤの接地荷重変化に対してクルマの旋回挙動を安定。
軽量・コンパクトで耐久性の高い円錐クラッチ型LSDにカム機構を追加、減速時と加速時で異なるカム角を設定し、それぞれに最適な差動制限力を実現。特に減速側の差動制限力を強めることで、後輪の接地荷重減少により車両挙動が不安定となりやすいターンインでの減速旋回時の安定性を向上。
ロードスターのエンジンやサスペンション、タイヤ特性に最適化したイニシャルトルクと差動制限特性のチューニングにより、これまで以上にスムーズでリニアな旋回特性を実現。街中ではさらに軽やかに、ワインディングでは旋回時の安定性が格段に向上。
● 電動パワーステアリングの進化
ステアリングラックの摩擦を低減。モーターアシストの制御ロジックをより緻密に進化し、自然ですっきりとしたフィードバック感を実現。
● エンジンパフォーマンスフィールの進化
SKYACTIV-G 1.5では、出力を3kW向上。MT車にはSKYACTIV-G 2.0も含めた駆動力制御に最新の制御ロジックを導入し、アクセル操作時のレスポンスを改善。アクセルを踏み込んで加速するシーンだけではなく、アクセルを緩めて減速するシーンにおいても、よりドライバーの意に沿った駆動力の応答性を実現。
● DSC-TRACK (MT車のみ)
モータースポーツをより安全に楽しめるように、サーキット走行に最適化したDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)の新制御モードである「DSC-TRACK」を新たに追加。「DSC-TRACK」では、スポーツ走行におけるドライバーの運転操作を最大限に尊重し、ドライバーがコントロールできないような危険なスピン挙動に陥った場合に限って制御が介入。愛車を傷つけるリスクを減少。ドライビングに真摯に向き合う人を応援する、「人馬一体」のための制御技術。
◆追加機種
● 「マツダ ロードスター S Leather Package V Selection」追加
クラシックかつ上品な装いで、ゆったりとドライブや旅を楽しんでいただくことを狙いとして、新たにスポーツタン内装とベージュ幌を設定。
・ソフトトップカラー:ベージュ(インシュレーター付)
・電動リモコン式ドアミラー(手動可倒式):ボディ同色
・シート:ナッパレザー(スポーツタン)
・ドアトリム/インパネ/センターコンソール:合成皮革(スポーツタン)
・16インチアルミホイール(高輝度塗装)