プジョー3008 1.6ガソリンターボの走行フィールをレビューします
2018.6.15更新
2017年デビューモデル
プジョーのSUV3008を試乗してきました、という話の最終回になります。
3回目はインテリアの後席・ラゲッジルームを見ましたが、最後は私が一番楽しみにしていたプジョーの走りはどうなのか?という話です。
運転してみて感じたのは国産車とは違う、加速感と運転フィーリングでした。
今回はプジョーの安全装備についても触れながらお話させていただきます。
1~3回目の記事はこちらです。
【プジョー 3008 試乗】 レビュー Part1 エクステリア編 めっちゃかっこえぇ!!
【プジョー 3008 試乗 レビュー】 Part2 インテリア 前席編 質感も上々!しかし細かい所で気になる点が・・
【プジョー 3008 試乗 レビュー】 Part3 インテリア 後席・ラゲッジルーム編 質感に割り切りも見られるが、デザインでカバーされている!!
別ウィンドウで開きます。よかったら合わせてご覧ください。
試乗グレードはピュアテック、1.6ℓターボガソリンエンジンのタイプです。
まずはスペック一覧からどうぞ。
プジョー 3008 のスペック
プジョーの公式HP参照お願いします。
別ウィンドウで開きます。
1.6ℓガソリンターボの165馬力と最大トルク240Nmのエンジンスペックは馬力が若干低いように感じますが、6ATが低回転から豊かなトルクを余すことなくピックアップするので加速感は問題ありません。
細かいレビューはあとの動的質感をご覧ください。
続いて、プジョー3008のグレードを確認します。
プジョー3008 グレード構成
ガソリン
Allure 3,570,000 FF 1.6ℓターボ
Allure 3,720,000 FF 1.6ℓターボ
GT Line 3,990,000 FF 1.6ℓターボ
ディーゼル
GT BlueHDi 4,440,000 FF 2.0ℓターボ
では試乗のレビューをしていきましょう!
プジョー 3008 動的質感レビュー
エンジンスタートボタンを押してまず音を確認しますが、エンジンルームからの音は程よく遮音されています。
3008を試乗する前に308も乗って音は確認しました、308も静かでしたが3008の方がより静かな印象でした。
自分のレヴォーグとの比較にもなってしまうので当たり前ですかねww
じわっとアクセルを踏んで一般道に出ます。
駐車場を出るときステアリングを切ったときに感じるのがSUVらしいと言えばよいでしょうか。ステアリングが軽いですね。
これは完全に好みの問題ですがステアリングは適度に重さと手ごたえが欲しいです。
しかしプジョー車のステアリングは独特な小径ステアリングですが、扱いづらいどころかとても操作しやすいですね。
ステアリングが軽いのは小径で味付けが重いと、とても操作しづらくなるからかもしれませんね。
まさかここでもデザイン優先なのでしょうか?
もしそうならすごいな・・・ww
試乗時は好きなとこ走って下さいと、1人試乗させていただいたので少しですが長めに走らせてもらいました。
信号が少ない道を狙っていくと、前が少し空いたのでアクセル強めに踏んで加速を試すことが出来ました。
アクセルを踏むと少し高めのエンジン音、プウィーン、シュウィーンみたいな?
そんな音でグングン加速していきます。
かなり力強い加速感ですよ!これがプジョーの1.6ℓターボエンジン!1400回転からMAXトルクを発揮するので踏み始めからドンっといけます。
テンション上がりますね!シフトアップですが、3速まではポンポンとシフトアップしていきます。
3速で少し引っ張り、4速で法定速度に到達。これはパドルシフト使わないと6速までいきませんのか?これでは街乗り燃費悪いのではないでしょうか。
輸入車に乗っていないので分かりませんが、欧州の車は特にATやDCTの車が多いです。
オーナーの方は普段どうしてらっしゃるのでしょう?
運転しながらそのような疑問が出てきました。
エンジンはとても良いですね。
走行中もエンジン音は上手くカットされていてうるさく感じることはありません。
足の収束も良く、ちょっとした段差もトントンとこなします。
プジョーなどの仏車によく言われる、猫足?のイメージとは違うような気がします。
イメージするしなやかにいなすような感じではなく、高いボディー剛性と出と戻りのよい良くできたサスペンションで優等生な感じです。
エンジン、サスペンション、ボディー剛性、高次元でバランスされています。
それだけにステアリングの軽さからくるハンドリングと直進性の物足りなさが際立ちますね。
ステアリングが軽いのでスピードが上がってくると・しっかり持っていないと感・が強いです。
この若干の不安感が疲労度を大きく左右すると思います。
これは試乗後に気付いたことですが、おしりに少しだるさが残りました。
インテリアレビューの時も触れましたがやはり座面が少し薄いのではないでしょうか?
安全装備に関して少し触れますが、プジョー3008は各種安全装備が標準で付いてきます。
他社ではまだまだオプション扱いする会社も少なくないので良い点ですよね。
私はサイドミラーにランプが点いて車線変更時の補助をしてくれる機能が好きなのでこれも標準なのは嬉しいです。
この機能は他社ではオプション扱いされてることが多いので。プジョーでは アクティブブラインドスポットモニターシステム というそうです。長いなww
今回の試乗では、試しませんでしたがADVANCED GRIP CONTOROL と呼ばれる機能があり、
ノーマルモード・スノーモード・マッドモード・サンドモード・オフモードと5種類から状況に合わせて走行モードを選べます。
三菱のエクリプスクロスにも設定されていたS-AWCと雰囲気は似ていますが、こちらはFFの車なので4輪の制御ではなく、トラクションコントロールで
各走行状況に対応しようというものです。
なんだと思われるかもしれませんが、なかなか優秀な機能らしいのであると心強い味方になってくれそうです。
以上で試乗のレビューを終わります。
プジョー3008試乗レビューまとめ
エクステリアから試乗での感想を含めてレビューしてきましたがいかがでしたでしょうか。
秀逸でかっこいいエクステリアデザインと先進性と遊び心があるインテリア、そして力強いエンジンがそろっているプジョー3008。
かなり商品力は高いのではないでしょうか。もちろん国産車より高額にはなってしまいますが、買って後悔はしなそうな車ではないかと思いました。
私はステアリングの軽さが気になりましたが、そこは人それぞれですので運転して気に入れば本当にお気に入りの1台になると思います。
あとディーゼルモデルは近日8ATに変更になり発売されるそうですので楽しみですね!!
3008はすでにデビューして1年以上経つのでいまさらって感じのレビューですが基本的にその時気になっている車を乗りに行く、あと試乗と写真撮影に優しいディーラーにいく!ww
をモットーにレビューを綴りたいと思います。
今気になっているのは三菱アウトランダーPHEVとマツダアテンザのマイナーチェンジですね。
アウトランダーはエンジンの排気量が2000から2400ccに変更されるそうです。
今週末カタログ貰えればもらって、見積もり出来ればなと思っています。
では最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回も読んでもらえると嬉しいです。
試乗協力頂いた店舗紹介
今回試乗をさせていただいたのは【プジョー新潟】さんです。
新潟県庁の近く、輸入車ディーラーが立ち並ぶ一角にあります。
試乗車の取り揃えが豊富なので、ちゃんと予約すれば乗りたい車はほぼ試乗できるようです。
画像にも写っていますが(ゴールドのSUV)5008も乗ってみたかったです。
店内は細長いつくりで、プジョーのイメージカラーと相性の良い白の商談デスクが配置され、どの席からも展示車が間近に見ることが出来るようになっています。
綺麗な店内でしたよ。
私のような子連れにも嬉しいキッズスペースもあります。
試乗している間このスペースと頂いたジュースのおかげで大人しく待っててくれました。
プジョー新潟店舗情報URL
http://niigata.peugeot-dealer.jp/cgi-bin/WebObjects/1141a45849c.woa/wa/read/1141a458610/
TEL:025-283-8045
住所:新潟県新潟市中央区網川原1丁目1番1号
定休日:毎週月曜