マツダ 【アテンザワゴン マイナーチェンジ】試乗レビュー 概要編

マツダ アテンザ グレード構成等紹介

 

2018年6月に3回目のビッグマイナーチェンジが実施されたマツダ・アテンザ試乗レビュー前の概要編です!

素敵な内外装をご覧になる前にこの概要編で知識をアテンザへの知識を広げてみるのも良いのではないでしょうか?

興味のある方は続きをどうぞ。

 

 

歴代アテンザ紹介

 

マツダ アテンザは2002年から発売が開始され2度のフルモデルチェンジを経て、現行型は3代目になります。

2012年にCX-5に続いてフル・スカイ・アクティブを採用されてデビューしました。

現行は2.0ℓ・2.5ℓガソリンエンジンと2.2ℓディーゼルターボエンジンに6AT+6MT(ディーゼルのみ)というとても多彩なラインナップで登場しました。

アテンザはマツダのフラッグシップとして常にその時マツダが注ぎ込めるすべての技術を採用されてきました。

 

こちらが初代 2002年~2008年 販売

 

 

こちらのタイプはいまだに街中でも見かけますよね。

とてもスタイリッシュで10年以上前の車とは思えません。

現状もそうですがマツダのデザイン力は相当なものがあると感じていますが、それは魂動デザインから始まったわけではなく、すでに前からあったもののブラッシュアップとして築きあげられてきたものなのですね。

 

そして2代目2008年~2012年まで販売

 

 

このタイプは私も真剣に購入を考えていたモデルでした、結局その当時はマツダ地獄という、マツダ車のリセールバリューの悪さから手を出せずに終わってしましましたが。

現在はそんなことはないようです。

 

そして現行の3代目のフルモデルチェンジ当時 この見た目で2012年~2015年まで販売

 

 

ここから見慣れた現在のマツダ顔ですね!フロントもかっこいいのですがこの車はサイドビューが本当に美しいですね。

 

そして1度目のビッグマイナーチェンジされたもの 2015年~2018年5月まで販売

 

 

この前が少し落ち着いた顔でしたが、このビッグマイナーチェンジで少しヤンチャな顔になったなという印象でした。

フロントのシグネチャーウィングと呼ばれるグリル周りのメッキパーツが太くなり、より顔力が強くなりました。

またフォグランプユニットにも長めのメッキパーツが施されているのも大きな変更点ですね。

基本的なかっこよさは変わりませんが、内装なども大幅に手を加えられこのままフルモデルチェンジを待つのかなと思っていました。

 

そして今回2度目のビッグマイナーチェンジ!!2018年6月~

 

 

いかがですか??またかなり変わりましたね。

ものすごく品が良くなった感じがしますね。

細かいレビューはこの後しますのでそちらをご覧いただくとして。

3代目をビッグマイナー毎に並べてみましたが、こうして見ての各マイナーチェンジごとの見た目の印象としては

しぶい・かっこいい → ヤンチャ・イケメン → ダンディー・エレガンス みたいな感じでしょうかww

見た目だけにフォーカスしてしまっていますが、インテリアはもちろん、マツダコネクトや電子パーキングブレーキなど、先進装備などもその都度改良されています。

また発売当初こそFFのみでしたが、途中から4WDも加わりました。

ディーゼルでMTで4WDという何ともマニアックなセレクトが出来るモデルはこのアテンザだけではないでしょうか?

それにしても1つのモデルライフサイクルでここまで大幅なテコ入れをしてくるとはマツダのアテンザにかける思いがひしひしと伝わってくるようです。

こういうプロダクトを見れると、本当に気持ちが上がりますしメーカーの姿勢にとても気持ちが揺さぶられますね!

 

では続いてマツダアテンザのスペックを確認します。

 

マツダ アテンザ スペック

 

ボディーサイズはワゴンのものです。セダンは全長が60㎜、ホイールベースが80㎜長くなるなどの違いがあります

これはデビュー当時から変わらないですが、セダンとワゴンでホイールベースが違うのも実際なかなかやらない事ですのでこれも意気込みを感じられることですね。

スペックはガソリンとディーゼルモデルで別にしました。

ガソリン FFのみ

 

ディーゼル FF・4WD

サンルーフはXD PROACTIVE・XD L Packageのみに装着可能です。付けた場合10㎏車重にプラスになります。

 

ここで注目は先日CX-5でも採用された2.5ℓガソリンエンジンに気筒休止機能が追加になったことでしょうか。

気筒休止とは?

アクセルを軽く踏みながら一定の速度で走っているときに4気筒のうち2気筒を休止して、その分の燃料消費を減らして実燃費を良くしようというものです。

フォルクスワーゲンのゴルフ等でも採用されている機能で、郊外や高速道路などでの燃費向上に期待できる機能です。

ディーゼルエンジンではCX-8から採用されCX-5でも同じく改良された最高出力関係の向上ですね。

新規モデルで採用した内容を旗艦車種にすぐに反映させていくのは企業の姿勢として素晴らしいですし、スカイアクティブ技術の柔軟性というか設計思想と実技術がしっかり手を取り合っているな!という印象を受けますね。

 

では次にマツダアテンザのグレードと価格を確認します。

 

マツダ アテンザ グレード構成

 

セダン・ワゴンともに価格は同じです。

ガソリンエンジンモデル

 

20S FF 6AT ¥2,829,600

20S PROACTIVE FF 6AT ¥2,959,200

25S L Package FF 6AT ¥3,542,400

 

ディーゼルエンジンモデル

 

XD FF 6AT ¥3,240,000

XD FF 6MT ¥3,294,000

XD 4WD 6AT ¥3,477,600

XD 4WD 6MT ¥3,531,600

 

XD PROACTIVE FF 6AT ¥3,369,600

XD PROACTIVE FF 6MT ¥3,423,600

XD PROACTIVE 4WD 6AT ¥3,607,200

XD PROACTIVE 4WD 6MT ¥3,661,200

 

XD L Package FF 6AT・6MT ¥3,952,800

XD L Package 4WD 6AT・6MT ¥4,190,400

 

ディーゼルエンジンはすべてのグレードでトランスミッション・駆動方式が選択できますね。

XD L Packageになるとトランスミッションでの価格差がなくなります。なぜだろう??

 

4WDの専用装備として

 

リアフォグランプ、ヘッドランプウォッシャー、フロントワイパーデアイサー、大型ウォッシャータンク&ウォッシャー液残量警告灯、AWDオーナメント です。

フロントワイパーデアイサーは標準で付けて欲しかった機能ですね。

私が良いなと思うのは2.5ℓガソリン FF モデルの25S L Packageですね。豪華な内装と先進装備が付いてくる、コスパの良いグレードだと思います。

2.0ℓのガソリンモデルと比較すると排気量アップでの価格差がほぼ無いに等しいです。

 

ではマツダアテンザのカラーラインナップを確認します。

 

マツダ アテンザ カラーラインナップ

 

選べるカラーは全8色です。

今回見てきたマツダ アテンザワゴンはジェットブラックマイカでした。

マツダの黒は有料色ではありませんが、とても質感の良い黒だと思います。

ワゴンボディーと相性がよく高級感に拍車がかかりますよ。あと有料色ですがスノーフレイクホワイトパールマイカのワゴンも見てみたいと思いました。

 

 

 

 

インテリアカラーラインナップ

 

インテリアカラー:クロスブラック

インパネデコレーションパネル:ナチュラルヘアライン

グレード:20S・20S PROACTIVE / XD・XD PROACTIVE

こちらはファブリックのブラックの内装です。

 

インテリアカラー:ピュアホワイト

インパネデコレーションパネル:本杢(栓・セン)パネル

グレード:25S L Package / XD L Package

シートに ナパレザー使用

 

インテリアカラー:オリエンタルブラウン

インパネデコレーションパネル:本杢(栓)パネル

グレード:25S L Package / XD L Package

シートにナパレザー使用

 

基本的に内装カラーはクロスブラックでレザーのインテリアはLパケのみということになります。

クロスブラック内装も見ることができました。クロスブラックでもシート、インテリアともに質感は高いです。

でも選べるなら、レザーインテリアにすると、より一層所有欲も満たされる質感と装備が手に入るのでお奨めはやはりLパケですね。

 

以上でマツダアテンザの概要編を終わります。

 

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