プジョー3008のPHEVモデルを拝見 他のモデルとの違いを徹底紹介
2023.6.8更新
どうもUUです!
先日マイナーチェンジが行われたプジョーの人気SUV「3008」に新たに設定されたパワートレーンHYBRID4(PHEV)の車両が入ったという事で早速拝見してきました!
国内に導入されているモデルでPHEVが設定されるのは初めてですね。
既に欧州では508のPHEV等もデビューしていますので、508PHEVが国内導入されるのも時間の問題かも?
遠からず報告が出来るかもしれませんねー。
プジョー3008のPHEVモデル「HYBRID4」を拝見してきました!
専用のロゴは控えめサイズで良い感じでした。
シートと内装ファブリックとのコーディネートはやはりこのモデルのカラーリングがしっくりきますね👍
汚れは目立ちそうですが😂試乗は来週末からだそうなので予約してきましたー! pic.twitter.com/Z5pTnTcqXS
— UU (@WCLBlogAuthor) March 13, 2021
3008HYBRID4の試乗車はパールホワイトのサンルーフ付モデルです。
全国的にHYBRID4の試乗車はこの仕様らしいですよ。
前回のディーゼルはセレベスブルーでしたので、今回はパールホワイト外装のエクステリア画像も沢山使いますね。
単純にこれだけですw
しかーし、ピックアップしてみると意外と多いんだ。
「これは知らなかった」と思って頂けるポイントもあると思いますので、参考になれば幸いです。
以前改良後の3008の記事は色々書いてますが、PHEVのスペック等に付いて詳しく書いている記事もあります。
プジョー3008・5008 2021年マイナーチェンジとPHEVの内容2023.6.8更新https://www.netcarshow.com/ 私も乗ってるプジョー・3008が遂にマイナーチェンジを迎[…]
改良内容のまとめや、先に導入されたディーゼルモデルの試乗もさせて頂いています。
最後にリンク貼っときますので、そちらも読んで頂けると嬉しいです。
改良後の価格を一覧にしておきます。
パワートレーン/グレード | Allure →416,000アップ | GT |
1.6ガソリン | ¥3,976,000 ↓344,000アップ | ¥4,392,000 |
2.0ディーゼル(BlueHDi) | ¥4,320,000 | ¥4,736,000 ↓914,000アップ |
1.6PHEV(HYBRID4) | ―設定無 | ¥5,650,000 |
ガソリンとディーゼルの差額¥344,000
ディーゼルとPHEVの差額¥914,000
ガソリンとPHEVで約125万円
なかなか衝撃的な差額となっておりますw
あと、2.0ディーゼルのAllureは初期導入ロットで終了となります。
Allureでも充分な装備となっていますので、改良後のディーゼルがお得に欲しい方はAllureのご検討をお薦めしたいですね♪
まずはエクステリアの違いから見ていきましょう。
プジョー3008のPHEVの違い エクステリア
改良後のフロントフェイスなんですが、最初はまだ違和感ありました。
しかし、ここ最近で何回も拝見しているうちに徐々にかっこよく見えてくるんです。
実車を見てみないと分からない事ってありますね。
手で触れて立体として認識するとまた印象が変わってきます。(マコさんがそう言ってたw https://monogress.com/peugeot-new-308-spyshot/)
あっ、ちなみにフロントフェイスはなにも違いませんw
是非かっちょいい3008を見て下さい。
白だとヒゲ目立つからどうかなーって思ってたんですが、デジタルなデザイン言語となった改良後の顔立ちとは意外とマッチしますね。
特に横から見たキバ・グリル・そしてヒゲ。悪くない!
納車待ちの車両だったので撮影はしていませんが、黒の個体は高級感が凄かったです。
ヒゲが気になる方にはお奨めしたい色ですね。
あと、フロントと言うかパワートレーンは大きな違いがありますね。
プジョー3008PHEVの1.6ピュアテックターボエンジン。
PHEVでのシステム総出力は300PS、520Nm。
その内の200PS、300Nmをこのエンジンが担います。バッテリー切れてる状態で試乗したいわ―。
その後、フル充電で試乗出来れば、実際の使い方で近場・遠方に運転した時の感覚が分かるのかな🤤 pic.twitter.com/qL4ch8Ip1M
— UU (@WCLBlogAuthor) March 13, 2021
パワートレーンの違いを見てみましょう。
パワートレーン | 出力・トルク | 車重 サンルーフ付+30kg |
1.6ターボ FF | 180PS 250Nm | 1,480~1,490 |
2.0ディーゼル FF | 177PS 400Nm | 1,610 |
1.6ターボ+2モーター 4WD PHEV | 300PS 520Nm | 1,850 |
1.6ターボ 180PS 250Nm
2.0ディーゼル 177PS 400Nm
1.6ターボ+2モーター 300PS 520Nm
PHEVモデルはエンジン単体でも200PS 300Nmという出力がありまして、正直このスペックオンリーのエンジンモデル作って欲しい位ですw
もしバッテリーが無くなった場合エンジンメインでクルマを動かす事になる訳ですが、1,850kgを200PS 300Nmで動かす時のパワー感が充分なのか?物足りないのか?気になりますね!
高速道路とか旅行で充電出来ないまま走ってると、必ずその時が訪れるはずなので、そういうパターンも知ってから購入したいのがPHEVかなと思っています。
私の今の使い方ではガソリンが一番合うんでしょうけど、プジョーディーゼルはチョイ乗りが多い今の使用状況でも問題なく走ってくれています。
エンブレム
サイドビューから違いが出てきます。
まずフェンダーのエンブレムですね。
PHEVモデルはGTグレードのみですが、ディーゼルやガソリンのようにGTエンブレムではなく「HYBRID4」になります。
サイズは控えめなので、メタリックブルー感が気になるという方でもあまり大きな違和感にはならずに済むんじゃないかと思います。
新しいフロントフェイスは個人的にこのHYBRID4の為に用意されたと言っても過言ではない気がしますね。
電動化シフトを見据えた未来が意識されたものになっていると思いました。
この画像を見て気づく方はもう気付いてると思いますが。
アルミホイールとタイヤ銘柄
まずアルミホイールがAllureのホイールと同じデザインになっています。
切削光輝にブラック塗装ですね。Allureですとブラック部分がグレーになります。
ホイールデザインはマイチェンで変更あるかと期待してましたので少し残念でした。
ディーゼルとガソリンは同じデザインです。このホイールは私の3008も同じですが、洗い難いという欠点がありますw
そして試乗時にかなり気にしておきたいタイヤの違いがありました!
タイヤがミシュランのプライマシー4になってます!
改良前はコンチネンタルのオールシーズンタイヤでした。
これは「アドバンスドグリップコントロール」との組み合わせで設定されていましたが、このタイヤは硬さが強いのでロードノイズを拾い易く静粛性が気になります。
HYBRID4では4WDとなっていること、PHEVになり静粛性・燃費性にも考慮したい狙いからプライマシー4が設定されているようです。
サイズは225/55R18で従来と同じですね。
HYBRID4は静粛性にもしっかり注意しながら試乗したいところです。
左側サイドに給電口、右側の給油口にも変更が
給油口は右側に配置されていますが、PHEVになった事で車両左側面に給電口が設定されました!
バッテリー容量の関係で高速充電には対応していません。給電口は手でプッシュして開けることが可能になっています。
しかし、改良前プッシュ開閉出来ていた給油口はそれが出来なくなりました。
プジョー3008PHEVの給油口ですが、PHEVではプッシュ開が不可です。。
ステアリング右側の黄色四角部のスイッチで開けるのですが、システム上ガソリンタンクに圧がかかっているので残圧抜く時間のタイムラグで待つことになります。
拝見した時は約5秒待ちました。
最大で1分位かかる事もあるとの事🤔 pic.twitter.com/lGNcAtrItV— UU (@WCLBlogAuthor) March 14, 2021
ツイートもしましたが、ステアリングの右側にあるスイッチで開けるようになっています。
PHEVのシステム上ガソリンタンクに圧がかかっているらしいです。
給油する時はこの残圧を抜く必要があるらしく、スイッチ押してから少し待たないとリッドが開きません。
私がやってみた時で約5秒位でした。
営業さんの話では最大で1分位待つ時もあるというお話。これはなかなか長いですね(^_^;)
給電口ですが、ソケットを挿すと黄色矢印の部分が光る様になっています。
点灯のパターンは画像の様になっています。
満充電までの時間目安としては、
3kW 200V 約5時間
6kW 200V 約2時間半 となっています。
夜のうちに充電しておけば次の日にはしっかりと満タンになりますね。
3008HYBRID4はリアサスペンションがマルチリンク
3008のHYBRID4はリアのサスペンションがマルチリンクになっています。
モーターやリチウムイオンバッテリー搭載の関係でのスペース等も理由になりそうです。
これがもたらすドライブフィールの違いも非常に楽しみなポイントですね。
エクステリア関連での違いは以上です。
プジョー3008のPHEVの違い インテリア
インテリアに関してはPHEV専用のシートカラーが採用されています。
PHEVにもレザーパッケージのオプションはありますので、●ブラックレザーシートか試乗車の●ライトグレーアルカンタラとテップレザーのコンビシートですね。
ではインテリアの違いを確認しましょう。
フロントシートファブリック
PHEVのみライトグレーアルカンタラのシートになります。
このシートのカラーになるとドアトリムのファブリックカラーとのカラーバランスがとてもよくなります♪
ほら、凄く良いでしょう?
この明るい感じもエコなイメージと合っていますねー。
他のパワートレーンではブラックのアルカンタラになります。
ドアトリムのライトグレーファブリックは同じ色なので、色のまとまりとしてはPHEVが良いかなという印象です。
メーター、センターパネル
新型の208,2008でもEVモデルはメーターの配色が違いましたが、3008も同様となっています。
メーターもPHEVでは専用デザイン。
プジョーでは電動モデルはブルーと黄緑の配色メーターですね。
通常はGTでコッパーかブルー、Allureはブルーのみのメーター。
PHEV専用の表示モードとしてエネルギーがあります。
中央に3008のアニメがあり、バッテリ―や発電状況をモニターできるようになっています。
発電が始まるとエンジンが光っています。
バッテリーが8つのブロックに分かれていまして、1つだけ光っているので電力が空に近い状態です。
フロントと、リアのモーターも見えるので走行中にモード変更した時など作動状況が確認出来そうですね。
3008PHEVの8インチモニターカラーは、黄緑と水色の「ELECTRIC」と黄緑のみの「QUARTZ」の2種類。
電動モデルはPOPなカラーリングになるので車格から考えた時に、渋いカラーリングもセレクト出来るようにしといて欲しかったですね。
GTグレードのコッパ―もセレクト出来るとPHEVの特別感出るんちゃうかなー。
3008PHEVのドライブモードは4つ
ドライブモードはセンターコンソールのこのスイッチで行います。
モードは全部で4つです。3008PHEVは4WDなのでアドバンストグリップコントロールはありません。
モードは
●Hybrid(これがノーマルモード)
●SPORT(最大限にエンジン使用。300PSはこのモードで発揮されます)
●4WD(リアモーターを駆動させます。常時4WDではなくFFメインのタイプ)
●ELECTRIC(電力のみで走行。最高速度は135km/h。WLTCモードで64kmEV走行可能)
バッテリー残量表示は右側に設定。充電切れ状態ですね。
後席での違いも発見しました!
個人的には結構残念でもあり、仕方ないかなぁと思うポイントでした。
3008PHEVは後席シートが20㎜高い
まず20㎜シートが高い前にバッテリーで床も少し上がっている感じがしました。
シート下の隙間が少し狭く感じましたので、おそらく上がっているはずです。
そして足元床からシート座面までの高さを測定します。
こちらが通常の3008の後席シート座面です。
赤矢印部分の形状に注目です。
床からの高さは約370㎜でした。
着座感は少し包まれ感も感じます。
そして3008PHEVです。
後席シートの座面が厚くなっているのが赤矢印部で確認出来ます。
床からの高さは約390㎜。
座面が厚くなっているというよりこちらもバッテリ―やモーターが配置されているので、シート表皮でカバーしている感じでしょうか。
足元も少し高くなって座面も高くなっているので、3008の兄弟モデル5008の後席の様にシアターシートのようになっています。
身長183センチの営業さんが座ると髪の毛が天井に付きそうになっていました。
この営業さんも普段3008に乗ってられるのですが、後席座って髪の毛は付かないと仰っていました。
トータルで40~50㎜位高くなっているのかもしれません。
この辺りは試乗時に再度確認したいと思います!
最後にラゲッジルームです。
3008PHEVはラゲッジルームも結構違う
PHEVになると大抵のクルマはラゲッジルームが狭くなります。
3008のラゲッジを見た感想としては凄く上手くやって、極力容量を減らさない様にしていました。
こちらは私の3008のラゲッジルームです。
ラゲッジボードも分厚くて2段底、スペアタイヤが床下に設定されています。
こちらが3008PHEVのラゲッジルーム。
通常の状態では荷室空間は全くと言っていいほど犠牲になっていません。
見よこの薄さw
ラゲッジボードと言うより、ちょっと硬めのカーペットって感じですね。
下には発砲スチロールが敷き詰められているので、ラゲッジボードが薄くても支えてくれています。
スペアタイヤの代わりにパンク修理キットになっています。
あと充電ケーブルですね。
高速充電には非対応です。
発砲スチロールを外すとビッチリと鉄板が敷かれています。
この下はバッテリー等が収められているのでしょう。
あとここにもバッテリーですね。
何用だったか聞いたけど忘れましたw
でもメンテナンス等でフロントのバッテリー外す時は、先にこのバッテリーから外さないと大変な事になるそうです。
気を付けて下さいね。
以上です!
最後に
プジョー3008のマイナーチェンジで追加されたPHEVの他グレードとの違いを見てきました。
実際の実車を見ると新たに分かることが出て来て面白いですねー。
●給油口開けるのに待つ
●後席シートが結構高い
この2点は今回気になったポイントですね。
3008の後席は結構お気に入りポイントで、程よい包まれ感と乗り心地の良さがあります。
3008PHEVでは少しさらされ感が強くなり、5008のような目線の高さになりました。
給油口も開けるのに最大1分位待つ事もあるようなので、実際使うとどのように感じるのか気になる所ですね。
あと、どういう状況だと待ち時間が長くなるのか?も気になるので次回試乗時に確認出来るようにしたいと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!!
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