マツダ アテンザワゴン マイナーチェンジされたエクステリアの変更点を紹介!
つい先日マイナーチェンジされたマツダのアテンザ。
現行デビュー時私もすぐ展示車を見に行って、かなりテンションが上がった記憶がありますが、今回2回目のビッグマイナーチェンジを受けたアテンザを見て、試乗出来ましたので記事にしたいと思います。
見てきた感想としては今回のビッグマイナーチェンジでめちゃめちゃ進化したと思いました。
まずはスペックです。
マツダ アテンザワゴン 試乗車スペック一覧
ボディーサイズはワゴンのものです。セダンは全長が60㎜、ホイールベースが80㎜長くなるなどの違いがあります。
これはデビュー当時から変わらないですが、セダンとワゴンでホイールベースが違うのも実際なかなかやらない事ですのでこれも意気込みを感じられることですね。
スペックはガソリンとディーゼルモデルで別にしました。
※ガソリン車は FF のみ
ディーゼル FF・4WD
サンルーフはXD PROACTIVE・XD L Packageのみに装着可能です。付けた場合10㎏車重にプラスになります。
ここで注目は先日CX-5でも採用された2.5ℓガソリンエンジンに気筒休止機能が追加になったことでしょうか。
気筒休止とは?
アクセルを軽く踏みながら一定の速度で走っているときに4気筒のうち2気筒を休止して、その分の燃料消費を減らして実燃費を良くしようというものです。
フォルクスワーゲンのゴルフ等でも採用されている機能で、郊外や高速道路などでの燃費向上に期待できる機能です。
ディーゼルエンジンではCX-8から採用されCX-5でも同じく改良された最高出力関係の向上ですね。
新規モデルで採用した内容を旗艦車種にすぐに反映させていくのは企業の姿勢として素晴らしいですし、スカイアクティブ技術の柔軟性というか設計思想と実技術がしっかり手を取り合っているな!という印象を受けますね。
ではマツダアテンザのカラーラインナップを確認します。
マツダ アテンザ カラーラインナップ
選べるカラーは全8色です。
今回見てきたマツダ アテンザワゴンはジェットブラックマイカでした。
マツダの黒は有料色ではありませんが、とても質感の良い黒だと思います。
ワゴンボディーと相性がよく高級感に拍車がかかりますよ。あと有料色ですがスノーフレイクホワイトパールマイカのワゴンも見てみたいと思いました。
ではビッグマイナーチェンジを行ったマツダアテンザワゴンの25S L Package のエクステリアを見ていきましょう。
マツダ アテンザワゴン エクステリア レビュー
フロント
ではまずフロントから見ていきましょう。
フロントマスクは大きく変更されていますね。
まずすぐわかるのがグリルがルーバータイプから独特な形状の格子パターンに変更されました。
中世ヨーロッパの騎士の甲冑のようにも見えます。
この格子部分をアップで見てみると
このようにただの長方形ではなく立体感のあるデザインですね。
こうすることで陰影と奥行を表現。光の当たり具合で反射の仕方が変わるので趣のある表情が手に入っているように思います。
これは金型作る方も大変だろうなぁーw
次に大きな変更点としてヘッドランプユニットとシグネチャーウィング先端の処理ですね。
前回のビッグマイナーチェンジでもシグネチャーウィングは太くなっていましたが、今回の変更でさらに太さが増しました。
簡単に言うと、太くなったというところなのですが、以前はグリル下部から駆け上がってきたウィングがヘッドランプの上部にそのまま突き抜けて羽を広げるようなイメージでした。
それが今回は羽を広げる寸前のタメのような表現になっているのかな?とも見えます。
その飛び立つ前の力強さがこの太くなった部分で表現されているようなそんな気がします。
この辺りのデザイン処理はCX-5から始まっているのですが、アテンザのようなボンネットの低い車の方が似合っているように感じますね。
次に少し斜めから撮ってみました。
今回の改良でヘッドランプユニットにフォグランプが統合されフォグランプユニットがあった場所はメッキ加飾のみになっています。
ヘッドランプユニットから始まるプレスラインは何本かのラインを描いてリアのコンビネーションランプへと続きます。
また良いなと思うのがヘッドランプ上部とボンネットフードからのプレスラインが綺麗にAピラーの付け根につながるところですね。
このあたりの品質確保もなかなか大変ではないでしょうか。
サイド
次にサイドビューを見ていきましょう。
のびやかなプロポーションですね。
ボディーサイズだけでいくとAUDI A6などと同等でEセグメントも見えてくるサイズです。
ここでの変更点は19インチのホイールですね。
より大径に見えるようにデザインされただけのことはことはあり、太めなスポークが踏ん張り感を表現していてガンメタリック塗装が黒い車体といい感じにマッチングしています。
フロントで説明したプレスラインはフロントドアパネルで薄くなり、サイドはリアにかけてふくよかな表現になっている印象です。
プレスラインは薄くはなりますが消えているわけではなくリアドアの途中の上部から強く復活してリアコンビネーションランプにつながっています。
4輪周りのフェンダー部の張り出しもあり、踏ん張り感の演出もされているので新デザイン19インチホイールと相まって安定感も感じられるデザインです。
フロントサイドをアップで撮ってみました。
立派なホイールですね。
近くで見るとほんと大きいです。
19インチはかっこいいけど維持費の面では大変ですよね。
18インチくらいでも良いのでは??と考えてしまいます。
でもこのかっこよさにはならないかもしれませんね。
悩ましい・・・・
次にリアサイドをアップで
Bピラー・Cピラー部ともにピアノブラック処理されたパネルになっていて質感良いです。
またウィンドウモールもメッキ処理されているのですが、一番後ろのメッキ部が少しプレス処理され陰影が付いている点などもこだわりが感じられます。
綺麗なウィンドウメッキモールです。
いやー良いですねーww
このワゴンかっこいいです。
次にリアを見ていきます。
リア
まずはリア正面から
リアはパッと見変更が無いように見えますが、ロアバンパーのパネルが変更になっています。
以前は樹脂パネルとのコンビになっていましたが、すべて塗装された1枚パネルになりました。
車体全体が落ち着いた雰囲気になり、エレガンスになったフロントとデザインバランスが取れています。
あと個人的にすごく嬉しいのがマフラーフィニッシャーの変更です!
変更前は正円の径が少し細めの物で、見た目変えるならまず真っ先にここのオプション買うかなって感じでした。
それが立派なオーバルタイプの太い径のものになりました!そして地味に嬉しいのが継ぎ目も見えないようにされています。
エンド部は斜めにカットされバンパーのフィニッシャー逃がし部分の角度と合うような処理になっていますね。これはいい!!
こちらの写真のほうが斜めにカットされているのがわかりますでしょうか?
改良前は、CX-5・8などの車種と共通だったはずなので今後、CX-5・8にも展開されることを望む部品ですね。
結構みなさんいじられてるはずです。
これでエクステリアのレビューを終わります。
マツダ アテンザ エクステリア レビューまとめ
ぐるっとビッグマイナーチェンジをしたマツダ 新型 アテンザワゴンを見てきましたがいかがでしたか。
エクステリアに関してはもともと良かったですが、さらに洗練され細かく気になっていた部分などに手が入りました。
これにより見た目に関しては文句付ける所が全くありません。
それくらいワゴン好きな私にはささる車になりました。
唯一気になるのは19インチの維持くらいかなw
ではこれでマツダ 新型 アテンザワゴンのエクステリアレビューを終わります。
ついでに展示してあったセダンも写真撮ってきたので載せておきます。
おまけ セダンエクステリア
セダンの展示車は20S PROACTIVE、色はソニックシルバーメタリックでした。
基本的にセダンであること意外は見た目は変わりませんが、17インチのタイヤの見た目がいまひとつに感じました。タイヤサイドがのっぺりしている印象です。
次回からは今回の改良で一番の目玉!!内装編です。今回の改良で質感はどのようになったのか、かなり細かいところまで写真撮ってきたので、デザインと機能を中心にまたレビューさせていただきます。
では最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回も読んでもらえると嬉しいです。
アテンザワゴンの外装写真がまだ少しありますのでアップします。
購入しようか気になっている方はどうぞ。
参考になれば幸いです。