マツダからMAZDA6の生産・販売終了が正式発表…受注も順次ストップする
2024.1.19公開
2024.1.21更新
先日MAZDA6の生産終了の話を取り上げましたが、2024.1.19、公式からも生産終了のアナウンスが発表されました。
生産終了は4月頃という事で、受注も可能な生産台数に達した時点で受付が締め切られるそうです。
執行役員国内営業担当の東堂さんのコメントとして
「歴代アテンザ・MAZDA6は、国内で累計226,437台が販売されるなど、多くのお客さまから長い間ご愛顧いただきました。今後、セダンはMAZDA3が、ワゴンはCXシリーズがその役割を引き継ぎ、時代に適合した走る歓びによってお客さまにいきいきとした体験をお届けしてまいります。」
との事、
MAZDA6が無くなると同社のセダンはCセグメントのMAZDA3セダンのみとなりますが、フラッグシップとしてはいささか物足りません。
実質的な後継としては
CX-60と今後発売されるCX-80という事になりそうです。(ほんとはVISION-COUPEのデザインしたFRセダンをキボンヌ)
このCX-60も初期モデルの出来栄えに賛否有ります。
見た目、質感は充分フラッグシップとしての格を備えているという印象です。
走りもデビュー時点からでも別物になっていると思うので、さらにブラッシュアップして、頑張って欲しいですね。
受注停止の目安は?
MAZDA6が生産終了するという情報が出て来た!2024.1.4公開2024.1.17更新遂に国産フルサイズワゴンが無くなる? MAZDA6が生産終了するという情報(うわさ)がSNSで出て来[…]
受注停止の目安としては2月中旬という噂がありましたので、メーカーは駆け込み受注をそこまで見込んでいないと考えられます。
最近の登録台数では月200台程度(セダン・ワゴン合わせて)なので、その台数プラスアルファになった時点でオーダーストップの可能性もあります。
商談中の方、どうしても気になる方は一度店舗に行かれた方が後悔が無いかもしれません。
追記(2024.1.21)
2024.2.11で普通に仕様等が自分で選択できる通常の受注が終了するそうです。その後は、店舗で見込み受注した在庫となりそうですが、最近の売れ行きを考慮すると在庫を持たない販社が多いと予想されるので、実質的な受注停止はが2.11となると考えておいた方が良いですね。
MAZDA6が無くなるとフルサイズのステーションワゴンが国産モデルから消えてしまうのが個人的には非常に残念です。
一旦ラインナップから消えてしまう事が確定しましたが、後継モデルの開発がされているという話が以前から実しやかに噂されていますので、今後の動向についても何かありましたらピックアップしていきたいと思います。
最後に人気の最上グレードの見積もりを参考につけておきますので、駆け込み商談される方の参考になれば幸いです。
MAZDA6 XD LPackage 参考用見積もり
現在のラインナップです。
ガソリンモデル価格 FFのみ
20S
FF:¥2,962,300
25S SPORTS APPEARANCE
FF:¥3,517,800
25S L Package
FF:¥3,858,800
ディーゼルモデル価格
XD
FF:¥3,382,500
4WD:¥3,622,300
XD SPORTS APPEARANCE
FF:¥3,898,400
4WD:¥4,138,200
XD L Package
FF:¥4,277,900
4WD:¥4,518,800
20th Anniversary Edition
FF:¥4,422,000
4WD:¥4,662,900
支払総額としては約500万円ですね。
ディーラーオプションは必要最小限で選択しています。
貴重なディーゼル4WDのセダン・ワゴンは輸入車を含めて考えても貴重な存在です。
昨年末に試乗もさせて頂きましたが、コトコトと段差をいなす輸入車の様な足さばきで乗り心地も良く、高い静粛性を確保、熟成された乗り味を約12年という長いモデルライフの中で手に入れています。
内装の仕上げも含めてまさにクラフトマンシップを感じると思うので、自分の目を養う上でも一見の価値はあるクルマ。
このブログ始めてからずっと取り上げてきた憧れのクルマだけに非常に残念ではありますが、今後のマツダの躍進とMAZDA6の復活を期待したいと思います。