アテンザワゴン 25S Lパッケージ前席の内装をチェック!Part2
6月中旬にマイナーチェンジされたマツダのアテンザ。
そのアテンザを試乗してきた話の今回は Part3 インテリア 前席の続きの詳細を紹介しながらレビューします。
普段なら前席で2記事にしないのですが、今回のマイナーチェンジは見どころが多くて前回が長くなりすぎたので。
前回までの記事がこちらです。
マツダ 【アテンザワゴン マイナーチェンジ】試乗 Part1 エクステリア やっぱりワゴンは良い!!セダンもちょっとあるよ。
マツダ 【アテンザワゴン マイナーチェンジ】試乗 Part2 インテリア前席 質感は国産車で最上級!?実車を見なきゃ損!
よろしければ合わせてご覧ください。
では続いてマツダアテンザのスペックを確認します。
マツダ アテンザ スペック
インテリア前席 レビュー続き
今回見せていただいた新型 マツダ アテンザワゴンのグレードは25S L Packageです。
前回は前席の途中まで見ました。続きを見ていきましょう!
全景から見ていきます。
前席全景
改良前も水平基調のデザインでしたが、さらに水平になりましたね。
ウルトラスエード ヌーで表面を処理された長いパネルが目を引きます。
その上にこれまた長いメッキのパネルその上に本杢パネルと、異素材のミルフィーユですねww
まるでヴィンテージの家具に囲まれて、レザーソファでくつろいでいるような感覚を連想させます。
感じ方は人それぞれと思いますが、私はここまで素敵なイメージが湧く内装はなかなか無いと思います。
趣きとぬくもりを感じさせる、素材と色のバランスですね。
ダッシュボード上部はソフトパッド、ナビパネルの周りからステッチつきの人工皮革、それはメーターの周りを縁取りステアリング右側のドアトリムとのつなぎの部分まで続きます。
次にナビパネルを見てみます。
8インチ ナビパネル
今回の改良でついに8インチサイズのモニターが採用されました!
少し前に発売されたCX-8でさえ7インチでしたので、やっときたか、という感じですね。
これで最近の車のナビ画面のサイズとしては最低ラインをキープできました。
車のサイズ的にもこれくらいないと寂しいというのもありますしね。
マツダのナビはSDカードのデータを購入するだけで良いので金額が安くあがります。
私のようにナビの性能にうるさく無い人であれば歓迎できるシステムですね。
マツコネ導入当時の作動不良や案内の不正確な部分は解消されてきているようですので、安心できますね。
次にエアコンパネルに目を移します。
エアコンパネル
エアコンパネルはAUDIのものとデザインが似ていますね。
質感も良いです。またメッキ処理された温度調整ダイヤルの操作感も適度な重さがあってよいですね。モニターと操作スイッチの間にもメッキ処理されています。これは細かいです。
マツダのHPのインテリア紹介内容で女性の方がピックアップされていましたが、そういう女性ならではの気遣いとバランスでこの雰囲気が出来ているのかも。
操作パネルの両サイドにシートヒーターとシートベンチレーションのスイッチと右サイドにステアリングヒーターが付いています。
このステアリングヒーターは他メーカーでももっと採用して欲しいですね。冬の寒い日などに重宝します。エアコンパネルの下にはメディアスロットがあります。
ここもメッキとピアノブラックで質感ばっちりです。
これはもうため息ですね。実際見てるときも凄いな!って思ってるんですが、こうやって写真見ながら改めて良いなぁって思ってますww
センターコンソール周辺を見てみましょう
センターコンソール
まずは全体です。
このあたりの基本デザインは改良前と同じですね。
しかし題名にもありますがあの音がほぼ気にならなくなりました。それは軋み音です。
マツダ車全般的にそうなのですが、センターコンソールのパーツ強度が低いのか、アームレストに肘置いたり、運転中左足をニーパッド付近に預けるとミシっとか聞こえてきませんか?
今回のアテンザの改良でその辺りに手が入ったかどうか分からないですが、軋み音が解消されていますね!これも嬉しいポイントですね。
軋み音が低減された要因としてコンソールサイドの長いパーツが考えられます。
改良前このパーツはシフトレバー横で分割されていました。この継ぎ目の強度が不足していたのが、今回の改良で1つのパーツとしてまとめられて音が解消した要因かもしれません。あくまで予想です。
ブレーキホールドも設定されています。こうした先進装備の展開もマツダは頑張っています。
レクサスの一部車種でも、設定されていない装備ですからね。
シフトレバーもシフトブーツが施されていて見た目も良いですね。シフトレバー奥はちょっとした収納になっていますが、アクセサリーソケットやUSBのスロットはありません。少し残念ですね。
次にドリンクホルダーです。
リッドが付いて高さも適当にあり、使いやすそうです。
次にアームレストコンソール
こちらも改良前と変わらないですね。もちろん色は違います。
開閉感は少し軽いですね。このあたりの開閉フィールに少し重みが出てくるとさらに良いかもと思いました。
中を開けてみると
広くはないですが、しっかり起毛仕上げされて異音対策も質感もOKです。
ここにアクセサリーソケットとUSBのスロットが2口設定されています。
次にオーバーヘッドコンソールを見ます
照明はLEDでLパケはダウンライト付き
サングラスホルダーも設定されています。
マツダ車はわりと下の車種からもサングラスホルダーがあるのでありがたいですね。
では助手席側に移動して
助手席側
次にグローブボックスを見てみると
まず開閉ノブがサテンメッキ仕上げになっていますね。またノブの開く方向ですが、以前は縦に動かしていましたが、改良後は横に引くように変更になってます。おそらくメッキ仕上げするために開き方も変えたものと思われます。あくなき質感へのこだわり!!
グローブボックスを開くと
またまた起毛仕上げです。今回の改良で内装に関して やれることは全部やった! そんな感じでしょうね。
グローブボックス内にETCが付いていますね。マツダの車はサンバイザーの上にETCをすっきり収納する設定ですが、Lパケはサンバイザーの上のルーフにもLEDのダウンライトが設定されていてサンルーフが付いてなくてもLパケのETCはここになるそうです。
起毛の処理もしわなど全く無くきれいに仕上がってます。
ここでインテリア前席のレビューを終わります。
インテリア 前席 レビューまとめ
2回にわたって前席のインテリアを細かく見てきましたがいかがでしたか。
異素材の同系色の組み合わせを、サテンメッキとピアノブラックの挿し色で品良く、趣きとぬくもりのある素敵な室内空間のように仕上げています。
ちょっと褒め過ぎかもしれませんが、実際見た新型マツダ アテンザワゴンの内装はそれくらい素晴らしい物でした。
もちろん欧州車と比較すると、足りない部分はあるかもしれません。
密度感と言いますか、塊感に関しては弱いかもです。
しかしAUDI A6やBMW 5シリーズなどと比較すると半額ほどですので、それでこの質感が手に入るのであればかなりお買い得に感じる車に仕上がっていると思いました。
では次回はインテリア後席とラゲッジルームのレビューをしますね。
まだインテリアやるのかよって言わずにお付き合いいただけると幸いです。
では最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回も読んでもらえると嬉しいです。