マツダ・CX-60のサイズ1,890㎜は日本だと大きい?アンケートから見えることは

マツダ・CX-60のボディーサイズ1,890㎜は日本国内で受け入れられるのか?

2022.3.14更新

画像マツダUK

 

どうもUUです。

マツダの次世代ラージモデルCX-60が遂にワールドプレミアされました。

期待されてた方も多いと思います!

 

前回CX-60の記事はしばらく出さないと言っていたのですが、気になり過ぎてまた記事書いてますw

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事前情報から結構ボディーサイズが大きいという事を聞いており、少し、いや、かなり心配な部分でした。

実際蓋を開けて見るとやはり大きめ(^_^;)

 

 

国内でCX-60のサイズをOKだよって方はどれ位いるのか?ツイッターのアンケート機能を使用して調べた結果、1000人弱の方に回答頂きまして、ある程度信頼性のある結果になったと思うのでその結果を報告です。

CX-60は国内で売れるのか?その答えは発売されないと分かりませんが、購入するための大きさ問題をどれ位の方が許容しているのか?参考にして頂ければ嬉しいです。

 

とは言え、あまり国内で売ろうともしてないのかな?っていうのもあって、少し前に発表されたCX-50はCX-30等のスモール群プラットフォームでありながら全幅が1,900㎜超えてるらしいです。

なのでその内国内向けにCX-5の後継サイズのSUVを投入してくる可能性もありますよね。

それを可能にするかどうか?がこのCX-60の海外での売れ行き次第になるのではないでしょうか。

 

新型CX-60欧州仕様のサイズ

新型CX-60のボディは

全長4,745㎜、全幅1,890㎜、全高1,680㎜ ホイールベースが2,870㎜

となっております。

青文字にしましたが、全幅1,890㎜が今回の注目ポイント。

別記事で紹介しますが、輸入車では主要各メーカー揃えており、国内ではレクサスのRXというモデルだけになります。

グローバルでの販売比率が特に高いマツダならではという印象です。小さいメーカーとしてはスバルも北米が主要のマーケット。

 

こちらも新型アウトバックが1,875㎜と大きくなってきておりますが、試乗では視界性能の高さで幅はあまり気になりませんでした。

試乗で1,860㎜超えて来るとサイズが掴みにくい印象が強くなります。

慣れで解決できる部分でもありますが、日本の駐車場や道路事情では絶対的に取り回しに困るシーンが出てくると思います。

 

日本の道路の幅は

では、日本の道路の幅はどれ位かと言うと、

一般的な2車線道路でおおむね1車線あたり3.0 m

幹線道路で3.25 m

高速道路などでは3.5 – 3.75 m

となっているようです。

道路の幅とCX-60の全幅の差を一覧にしてみました。

道路幅CX-60のサイズを引いた数字
3.0m約1,1m
3.25m約1.3m
3.5m約1.6m
3.75m約1.8m

こうやって見るとそれなりに余裕があるようにも見えますね。

実際はミラーtoミラーといって、サイドミラーを含めた幅が重要になってきます。

CX-60のミラーtoミラーはCX-5の約2,120㎜と大きく変わらないらしいので、取り回しは問題ないとめちゃくちゃ期待します。

もし国内仕様で純内燃の直列6気筒のディーゼルエンジンが採用されるなら、次期車の最大候補にしたい(金額次第)

我が家は奥さんも乗るので、幅方向への懸念をとにかく払拭したいですw

 

 

全幅許容範囲のアンケートが意外な結果だった

では、アンケートの結果と頂いたコメントを確認していきましょう。

私の予想とは違った結果で正直驚きました。

ボディーサイズの許容できる理由は人によりそれぞれなので、単純に1,900㎜というサイズを許容できる人がどれ位いるのか?確認した結果となります。

割合の( )数値は私の予想値です。

アンケートには972名の方が参加して頂けました。改めてご参加ありがとうございました。

許容できるボディーサイズ割合
1,820以下12.8%
(15%)
1,850以下43.8%
(45%)
1,870以下20.1%
(30%)
1,890以上23.4%
(10%)

このような結果になりました。

いやー1,900以上を許容できる方多くないっすか?w

 

 

1,850㎜以下はCX-5や私の乗ってるプジョー・3008の1,840㎜が位置するサイズです。

機会式の駐車場等でも1,850㎜以下という規制が多いのでここが一番多いだろう、という予測は立っておりました。

しかし、一番大きい1,900㎜以上OKな人が2番目の23.4%もいるとは…

私のフォロワーさんはクルマ好きな方々ばかりなので多少感覚バグってる(褒め言葉)としても多いなとビックリでした。

 

 

運転の楽しさはスポイルされる?

今まで色んなクルマを試乗させて頂いたのですが、全幅が1,900位になってくると運転の楽しさの質が変わってくると感じています。

今回はSUVなので、そこを中心に印象をまとめると

●全幅1,850㎜以下

・車両とドライバーの一体感が高まる(勿論モデルによる)

・キビキビした車両の動きや、ハンドリングで街乗りでも楽しいドライブフィールを得られやすい

・ロードノイズや静粛性が気になるモデルも多い

・比較的購入しやすい価格帯のモデルが多い

 

 

●全幅1,800後半~1,900後半

・街乗りでは高い視線で運転しやすいが、狭い道、駐車場では取り回しに気を使う

・直線やバイパス、郊外路ではドッシリと悠然とした走りを楽しむ事ができる

・高出力なパワーユニットを積んでいる事が多いので、その力強い加速フィールや音を楽しめるのも魅力

・広い車内で静粛性も高く快適な移動が可能なモデルが多い

・サイズ上高額なモデルが多い

このようにそれぞれメリット・デメリットがあります。

国内で考えると基本的に街乗りメイン使用。

クルマ所有する人は1~2台という場合が殆どでしょうからシーンによって乗り分けする方は多くもありません(ツイッター見てると多数所有者が多く感覚おかしくなりそうw)

 

 

CX-60が売れる可能性は充分ある

アンケートの結果では国内でCX-60が売れる可能性は充分ある、と言う事がわかりました。

このサイズになると車格や、プレミアム性、所有満足度等も重要なのでその辺りにマツダ・CX-60が食い込むかは価格や店舗での接客等も絡んできます。

この話はまた違う記事で書こうと思います。

続いてこのアンケートに頂いたコメントを判断基準毎に抜粋してご紹介します。

 

 

サイズ

●大きいと家のカーポートに入らない

●パレットの関係

●駐車場で神経すり減らした

●すれ違いを考えるとCX-30の1795㎜が最高

やはり許容できない一番の理由としては単純に物理的な寸法がダメという方が多そうですよね。

私も●駐車場で神経すり減らした は1,900前後になると色々問題というかストレスが必ず増えると感じています。

 

やっぱりCX-5のサイズ感って良いよね

もう少し細かく挙げてみると

◆立体駐車場(ショッピングモール等の立体駐車場)での駐車、すれ違い

夏は暑くなるので立体駐車場入れたいし、冬は雪が降るので立体駐車場入れたい、基本的にクルマ好きは立体駐車場入れたい。

◆グーグルナビがとんでもなく細い路地に案内した時の絶望感アップ

◆自宅駐車場で壁・もしくはもう一台のクルマにドアパン

こんな危険がはらんでいる気がしますね。(他にもあれば是非教えて下さい)

あと、大きいクルマ運転してると自分が気を使うだけではないんですよね。

すれ違い等になると相手も存在して、皆運転が上手なわけではありません…

色んな事考えると何も乗れなくなるってなりそうなので考え過ぎは良くないですが、大きいクルマを買うという事はこういうストレスやちょっとした接触等の確率も上がるという認識はしてないと痛い目に遭いそうです(-_-;)

 

●すれ違いを考えるとCX-30の1795㎜が最高

CX-30に限らず1,800㎜以下のサイズは本当に使い易いです。

国内で使用するなら幅はなるべく狭い方が良いですよね。

ある程度の居住性と、走りの楽しさが欲しい、と考えるとCX-30のSKY-X搭載モデルは最適解といっても過言ではないモデルかと。

個人的にはもう少しハンドリングをクイックにしてくれれば最高

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クルマのキャラ

●車のキャラ次第(ランクルとか許せる)

●大きいのは大きいなりに ゆったり

この回答は以外でした。

クルマのサイズに対して特に制約が無い方であればこういう意見になってくるでしょうか、羨ましい次第w

大きいクルマは大きいなりの楽しさがありますよね(上記したような内容)

ジープグランドチェロキー全幅1,980㎜、意外とハンドリングはクイック

 

全長が気になる

●全幅は問題ない、それより全長のがネック

●1870が普通に生活する分には大きすぎず小さすぎずちょうど良く感じます。 むしろ4900に迫る全長が少しネック(この方はスバルアウトバック所有)

色んな記事でも全幅がピックアップされることが多いですが、幅よりも長さが気になるというのも分かりますね。

私の自宅前の道幅は狭いのであまりクルマが長くなると駐車時に相当気を使いそうです。

幅で入るから大丈夫だーなんて安易に考えてると駐車する時に難しいというシーンもありそう。

 

508SW全長4,790㎜を一日借りた時に自宅駐車場入れる時はちょっと厳しさを感じました。

 

デザイン

●SUVなら1900mmくらいないとデザイン的に物足りない

クルマは人を乗せて運ぶので居住性は高い方が良い、デザイン性を重視すると居住性を犠牲にしてデザインの空間を用意する必要があります。

最近取材したモデルですと、レクサスのNXのリアスタイルはこの辺りを凄く頑張ってデザインされたんだろうなと言う印象です。

 

このエグレとクビレの具合や、ショルダーラインの造り方を全幅1,865㎜という全幅で実現しています。

そして居住性も犠牲にされていないので優れたデザインと造りこみだと感じました。

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SUVではないですが、プジョー508SWのリアスタイルもデザインに振ったものです。

全幅1,860㎜でここまでの抑揚を実現しているので、居住性が少し犠牲になっています。

全幅が1,850前後ですとこのようにデザインの制約も増えますし、サイズ感自体がもたらす存在感も限界があります。

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このせめぎ合いをどうのように表現してくるか?というのもクルマを見る上で楽しい部分だと個人的には感じています。

 

アウディQ5 全幅1,900㎜

全幅1,900になってくるとそのサイズ自体でドッシリとした重厚感、大きさがもたらす迫力でかっこよくも見えてきますよね。

これが表現できるセグメントにCX-60は属しているという事で、マツダが国内で発売するという事はプレミアムに本格的に挑戦してきたという事になります。

 

https://www.netcarshow.com/

CX-60はショルダーラインはそこまで強く出していませんが、全幅は1,890㎜と大きいので迫力は相当あると思われます。

抑揚や絞り等はあまり無さそうなので、元々の引き算デザインも踏襲されつつ新しさを出して来てそうですね。

この辺りは実車を見てどう感じるのか楽しみです。

その他

●許容できる選択肢がない…

これはスイマセンw

もっと小さくないとダメというかたもまだまだ多いですよね

クルマ自体ドンドン巨大化していまして、この辺りにも狙うマーケットや購入層が見え隠れ、格差社会がめちゃくちゃ見え隠れしているように感じます(^_^;)

 

CX-60国内仕様の発表は4月と言う事で楽しみですね

 

以上です。

 

 

 

 

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