CX-60の純正18インチアルミ仕様に試乗!20インチと比較!

CX-60の純正18インチアルミ仕様に試乗!20インチと比較!

2022.12.19更新

どうもUUです

 

新潟は年末を迎え、雪がちらつき始めました。

MAZDA2で体感してますが、マツダディーゼルは使用用途にハマるとホントに素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれますね。

 

新しいCX-60にも初めての冬が到来、店舗の試乗車がスタッドレスに履き替えがされています。

ディーラーの試乗車ですとスタッドレスに変える場合、新潟では社外品が多いです。

CX-60には25S、XD、XD-HYBRID、PHEVとラインナップがありますが、25S、XD、PHEVに設定のあるベースグレードのSパケに設定されている18インチアルミを使用してありました。

これは珍しいなと思っていると、どうやら適合するホイールが社外品でなかったようです。

まだ強度的な部分で適合モデルが出て来てないでしょうか。

では、20インチと18インチのCX-60を比べてみましょう。見た目を比較後、乗り味の簡単なレポートです。

CX-60の20インチと18インチを比較

比較用に画像を並べてみます。

こちらがSパケ用の18インチホイールです。塗装はグレーメタリック。アクセサリーで同デザインのマットブラックもありますね。

力強いデザインの5本スポーク。

Sパケはフェンダーアーチやクラッティングが樹脂になるのでこういう力強いデザインと相性良さそうですね。

画像で見てるともう少し濃いめに見えてましたが、結構グレーですw

 

タイヤはTOYOのトランパスでした。

ミニバンやSUV用として設定されているようです。

 

サイズは235/60R18で20インチとタイヤの幅は同じです。

 

こちらが標準の20インチブラックメタリック。

どちらのホイールももう少し彫の深さがあると良い気もします。

 

タイヤ径が若干小さくなるためか、少し足元が寂しい感じになりますね。

これが樹脂パーツになるとまたコーディネートで雰囲気が変わるので面白い部分です。

まぁしかし、伸びやかなスタイリングだぁ。

サイドビューが特に良いですね。

 

見比べるように画像を並べときます。

 

 

個人的に色味のバランスと言うやつは最高に重要です。

グレーメタリックで、マシングレーだと全部グレーになって間延び感は出てきますね(^^;)

 

ボディーが黒だとバランス良く見えます。

 

やはりホイール黒は締まりますなぁ

 

CX-60、18インチ仕様の乗り味は?

 

さぁ、18インチになって乗り味の印象はどうだったのか?3回目の試乗になりますが、(重複もありますが)改めて感じた事も書いていきます。

 

静的質感は相変わらず素晴らしいですね。

この辺りは国産モデルの中でも完全に抜き出てます。

デザインも勿論、マテリアル点数の多さもメーカーの拘りを感じます。

 

今回感じたのは黒内装良いなぁって事です。

コードバン調のインパネ合皮が使い込まれた様なテカリ具合もあったりして、エージングされたビンテージ感溢れる内装に感じました。

タンカラーもパッと目引いてお洒落ではありますが、味があるのはこのブラック内装のトリムかも。

 

試乗車はExclusiveSportsなので内装としては1つしたの25S・XDのExclusiveModeと同等質感です。

質感や装備、見た目の違いで悩ましいグレード展開になっておりますねw

これは上位グレード売る手法としては巧く行ってると感じていますし、販売数も着実に伸びてるようです。

 

エンジンをスタートすると直前に試乗されていたためかエンジン始動後の音は滑らかな音質。

ドライビングポジションは変わらず良好です。

 

細かい試乗レポートは以前書いてるので今回は簡単に済ませます。

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その他内装レポート等も色々ありますので下の関連記事等も見て頂ければ嬉しいです。

ここから画像はディープクリスタルブルー×タンカラー内装のCX-60も使用します。

アクセルを踏んでタイヤが転がり始めると、その路面タッチのまろやかなフィーリングにビックリ。

一般道に出る時の段差を越えた時の衝撃も「ゴト」ではなく「コトン」という種類に。

路上に出て50m位走っただけで、上質で滑らかな乗り心地になっている事が分かります。

それでもリア側では突き上げてそうだな?と思われる感覚が伝わってきますが、20インチと比べれば相当軽減されてるようです。

 

「いやぁ、これだなぁ」と心の中でつぶやきます。

以前試乗させて貰ったBMW・X5がバネサスでありながら衝撃を吸収しつつ高い旋回性能を有した身のこなしを持つクルマでした。

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さすがにそこまでの乗り心地ではないですが、近しいフィーリングがあります。

 

個人的なイメージではあるんですが、大きいSUVはゆったり目でラグジュアリーに乗りたい感じ。

18インチ仕様のCX-60はその理想に近づいた乗り心地でした。

 

あとはロードノイズも軽減されるのは大きいですね。

ザラついた路面状況でもロードノイズに一枚フィルターを噛ませたような音質になりますし、路面タッチのフィールに棘が無くなります。

CX-60の高い静粛性がより効果を発揮して、良いクルマに乗っている感が凄い!

私がこの車格に求める世界観に近かったです。

 

ステアリングフィーリングも大きく印象は変わらないですね。

やはり交差点で曲がる時にもう少し切り戻しの動作が少なくなると良いなという印象はそのまま。

18インチになる事でのハンドリングのネガは無さそう。

乗り心地は少し揺すられ感が出ますが、こちらも些細な違いです。

 

初期加速の8ATが少し引っ掛かる感じも変わらずありますね。これは割と直ぐに改良入りそうな気がしますが、アプデで何とかなる?

あと、今回初めてトランスミッションからギャリギャリっていう音が聞こえましたw

これはどの個体でもあるんでしょうか(^_^;)

 

私は凄い好きな音だったのでちょいちょい鳴ってくれても良いです(壊れなければw)

一般的に考えると不安になる音でしょうから、あまり鳴らない方が良いでしょうね。

営業さんも軽く苦笑いしてましたw

 

今回の試乗レポートは以上です。

 

最後に、理想の走りグレードは?

 

CX-60色々話題になりますし、本当に興味深いクルマです。

 

先日の仲間内のオフ会でも大いに話題になりまして、

誰に売りたいのか?

売り出しタイミングが早すぎたのでは?熟成させてからでも?

やはり直6は凄い!

なんであんなに質感良く造れる?メーカーに利益はあるのか?

ブレーキタッチが私は気になる!

私の感性には響かない!

等々お酒も入る中皆さん言いたい放題ww

 

でもですよ、これ位話題性があってここまでクルマ好きに興味を持たせるクルマって早々ないですよね?

私も今まで記事色々書いてますが、飽きずに1つの車種でこんなに記事書いてる(約20記事位)のCX-60だけです。

 

マツダさんの意気込みとか、ラージアーキテクチャーのFRプラットフォームとか、クルマ好きをそそらせるメカニカルな組み合わせやデザイン、マテリアル、内装カラーと本当にクルマ好きが企画して自分たちが欲しいクルマをついでにあれも試してみる?みたいな感じで量産化したのがCX-60なんだろうなと。

その情熱にユーザーが反応して、酒の席であーだこーだこのクルマだけでかなり時間を費やして議論させてしまう存在となってるんだと思います。

これだけでCX-60成功してるんじゃないですか?(売れないとダメw)

 

今回18インチに試乗させて貰って、リアのピロボールブッシュで剛性持たせた意味等考えて理想のCX-60についても考えました。

PHEVや電動モデルを意識して造られたんだろうと思いますし、そう言った記事もあった気がします。

となると、走りに一番世界観が出そうなのは

「PHEVのSパケ」

になるかも?という個人的な私の予想です。

 

CX-60は全グレード乗ってみたい。そう思わせるクルマですね。

XDのSパケは4WDになるとオールシーズンタイヤになったりもしますから、また感じ方も変わりそうです。

ではまた。

 

 

CX-60 XD-HYBRID EXCLUSIVE SPORTS スペック一覧

 

モデルマツダ・CX-60
グレードXD-HYBRID
車両価格2022年9月時点¥5,472,500
全長㎜4,740
全幅㎜1,890
全高㎜1,685
ホイールベース㎜2,870
最低地上高㎜180
車両重量kg1,910
最小回転半径m5.4
エンジン3.3ℓ直6ディーゼル+MHEV
エンジン最高出力PS254
エンジン最大トルクNm550
トランスミッション8AT(トルコンレス)
駆動方式4WD
燃料タンク容量ℓ58
燃費WLTCkm/ℓ21.1
フロントモーター最高出力PS16.3
フロントモーター最大トルクNm153
リアモーター最高出力PS
リアモーター最大トルクNm
電池種類リチウムイオン
ラゲッジ容量ℓ570

 

 

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