MAZDA3のインテリア徹底紹介
間もなく国内発売されるマツダのアクセラ後継車、MAZDA3の先行内見会に参加してきました。
19.4.27に新潟~岐阜・多治見市のセラミックパークMINOまで行ってきたのですが、見に行って良かった!と思える内外装の質感に仕上がっていました。
見てきたのは、
ハッチバック・・・ソウルレッドクリスタルメタリック、ブラックレザーインテリア
ハッチバックは新しいデザインアプローチを取りいれ個性的で、でもどこかクラシカルな雰囲気も感じる絶妙なスタイル。
セダン・・・マシングレープレミアムメタリック、ホワイトレザーインテリア
セダンは全長を先代比約80㎜、ハッチバックに対しては約200㎜も全長を延ばすなどクラスを超えた伸びやかさと落ち着いたエレガントな雰囲気を纏ったスタイリングを実現しています。
ハッチバック・・・ポリメタルグレー、バーガンディーセレクション(Burgundy Selection)インテリア
こちらはハッチバックのみで選択できるディーラーオプション、シグネチャースタイル¥498,000というエクステリアのセットオプションが設定された車両でした。
この3台の内装を前席・後席・ラゲッジと気付く限り確認してきましたのでご紹介します。
第7世代と呼ばれる新世代商品群第1弾のMAZDA3はとても力の入ったモデルとなっている事が確認できた弾丸旅となりました。
旅と先行内見会の概要、エクステリアの詳細レポートについては記事にしていますのでそちらも参考にしてもらえると嬉しいです。
弾丸旅と会場のセラミックパークMINOや先行内見会の簡単なレポート
先行内見会へ行ってきた弾丸旅の報告 マツダの新型MAZDA3の先行内見会に参加してきました)^o^( 先行内見会…
北米仕様の展示車両画像をたくさん使ったエクステリアの詳細レポート
新型MAZDA3北米仕様のエクステリア紹介 MAZDA3先行内見会に参加してきた MAZDA3の先行内見会に…
すでに国内のディーラーでも展示車両が出ているようなので、実車を確認するのが楽しみです!
グレード構成や価格・装備についても記事にしていますので良かったらこちらもどうぞ。
MAZDA3 見積もり紹介・装備解説・アクセサリーの情報 ※2019.5.14更新 MAZDA3の見積もりをして頂い…
MAZDA3発売は?
MAZDA3は4つのパワートレインがラインナップされます。各パワートレインの最新の発売時期情報です。
15S・1500ccNAガソリン・・・2019年5月24日
XD・1800ccディーゼルターボ・・・2019年5月24日
20S・2000ccNAガソリン・・・2019年7月下旬
SKY-X・2000cc+マイルドハイブリッド・・・2019年秋頃
このようになっています。
SKY-Xに関しては秋頃発売と言うことです。
先行内見会での開発主査の方の話ではまだ認可も取れていない、とおっしゃっていましたのでさらに発売が延びるかもしれませんね。
ではインテリアを見ていきます。
新型MAZDA3インテリア
フロントドア
バーガンディー内装のフロントドア。
このトリムを見て最初に感じたのはとても立体的になっている事でした。
質感・デザイン性が高い、これが国産Cセグハッチバックのドアトリムとは ^_^;
トリム上部はしっかりソフトパッドです。
この画像の方が分かりやすいかと思いますが、各パーツにボリューム感があって思わず触りたくなります。
ステッチ付合成皮革が各グレードで採用されるわけですが、バーガンディー内装カラーは先ほども書いたようにハッチバックのL Packageの派生グレードBurgundy Selectionのみとなります。
Lパケからの価格上昇は約7万円となりますが、約5万円のオプションとセットなるので約2万円で赤内装にできます。
ハッチバック・Lパケのブラックレザー内装のドアトリムです。
BOSEサウンドシステム¥75,600が付いているのでアルミのスピーカーカバーはその専用装備ですが、それが無くても質感はかなり良いと思います。
照明の関係と腕が悪いので上手く撮影できてないw
こちらはブラックの合成皮革にダークブラウンカラーのようなステッチが施されたパーツになっていました。
今回の車両は全てBOSEサウンドが付いていたので専用のスピーカーカバーで質感良かったですが、ノーマルのも見せて欲しかった^_^;
弾丸ツアーレポートでも紹介しましたが、BOSEサウンドにするとフロントドアのスピーカーカバーが化粧パネルも兼ねた専用品となります。
12スピーカーとなり音質もかなり良かったので、上質な室内を演出する最高のオプションとして是非選択したいと思いました。
セダンのLパケで選択できるホワイトレザーインテリアのドアトリム。
バーガンディーがハッチバック専用で、ホワイトはセダン専用です。
エレガントさを追求したセダンというだけあり、このホワイトの合成皮革トリムは品を感じるモノになっていました。
それにしても立体感あるな。
現行アテンザも後期からドアトリムデザインが変更になっていますが、それと通じます。
アテンザをフラッグシップとして立てている事も改めて理解できるデザインだと思いました。
実際このパーツも触れたのですが、肉厚で良かったです。
感動したのがこのインナードアハンドルと連続したデザインのオーナメントパーツのセット。
このプラチナサテンメッキの質感はとても良かったですね。
この連続したインナードアハンドルのデザインもアテンザから踏襲されていますね。
プラチナサテンメッキはPROACTIVEから標準となり、ハッチバックのみ採用される1,500ccの15S・15STouringはシルバーメッキとなります。
どれくらい質感に差が出るかは確認できていませんが、気になるところですね(゜-゜)
インナードアハンドルのオーナメントも置いてありましたが、触ってはいけなかったので我慢しましたw
このパーツは金属なのか?樹脂にコーティングなのか?気になるところですが、すごく重厚感を感じました。
しかし、さすがに樹脂かな^_^;
インナードアハンドルの下は合成皮革のトリムとなっていました。
ウィンドウスイッチパネルはピアノブラックで全窓ワンタッチ開閉パワーウィンドウでした。
スイッチにもメッキパーツが施され質感の高さをアピールしてきます。
全窓ワンタッチ開閉パワーウィンドウは標準装備です。
あと個人的に嬉しいのが車速感応ドアロックも標準で装備となった点です。
いつも嫁さんに「鍵閉めて!」と言われるのでw
レヴォーグは付いてないんですよね。アテンザも付いてなかったのでこのMAZDA3からの装備かな?CX-8あたりは付いてたでしょうか。
助手席のドア見てて嬉しかったのが、助手席にも鍵開閉のスイッチが付いてたんです。
すげぇ!と思うだけで、国内仕様には付くのか確認し忘れw
またちかいうち確認します ^_^;
MAZDA3はドアアームレストにポケットは無く全ドアがグリップとなっていました。
ドアポケットもちゃんと物が入る感じになっていたので安心w
ドアの開閉も重厚感がありました。
バフォンという密閉感の高い音です。
開発主査のプレゼンテーション中クルマの中では結構な音量で音楽が流れていましたが、外に音漏れがほとんどないですね。
私は一番前に座ってたので低いドンドンと響く感じがうっすらと聞こえてたんですが、開発主査がドア開けるまで会場のBGMが小さく流れてるんだと思ってましたww
それくらい音質・静粛性には拘っているというアピールもありました。
フロントドアは以上、ここだけでかなりのボリュームが^_^;
フロントシート
先行内見会での開発主査の方のプレゼン内容も含めてレポートします。
シートは質感も良かったんですが、何より着座感がすごく良かったですね。
新型のシートはクッション・バックともにサイドサポートのボリュームがあってしっかり体を受け止めてくれる感じがしました。
現行アクセラのシートです。
新型と比較すると、サイドサポートの張り出し幅が結構違いますよね。
特に新型の背もたれはサイドサポートが上部までしっかりと設定されているので窮屈に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
MAZDA3は人間中心の考え方の一つとして、乗員の疲労の低減も図っています。
人の体は直立しているときが体・特に腰に対する負担が少ないそうです。
なので新型のシートでは着座した時に直立姿勢と近くなる設計としているそう(゜o゜)
「しっかりと奥までおしりを入れて座って下さい」とおっしゃっていました。
座った感触として少し硬めに感じましたが、点で受け止める感じと、面で受け止める感じのバランスが良かったですね。
適度にシートと体に微妙な隙間もある感じで蒸れにくそうだな、とも思いましたw
アクセラのシートはガッツリ面で受け止める感じで座った時の包まれ感が好きでした。
使い込んだ時の参考になるかもしれないですね。
レザーの質感も高くて厚みもしっかりしたものが使用されているので丈夫なんだろうなと。
ちょっと感じたのは、多分ですが、たくさんの人に座って触られてきたので馴染んだテカりが出てる気がする。
レザーシートは耐久性と劣化具合が気になります。
表面のしわの寄り方などは想像が出来ないですが、破れたり裂けたりという事はこの厚み・ボリュームを見る限りなかなか無いかも。
ホワイトレザーは汚れには要注意ですね。
この前、輸入車の中古車フェア見てきましたが、ホワイトレザーシートの個体で悲しいほど変色しているシートがありました。
赤いシートも気を付けていないと、引っ掻きキズとか目立つのでご注意を。
MAZDA3はランバーサポート付のパワーシートです。
前後ランバーサポート調整の付いた10wayのパワーシートでメモリーは2つ。
調整スイッチはブラックの塗装が施してあるように見えましたが、特別質感が良いとかは無いです。
このクラスでしっかりランバーサポートが設定されるのが嬉しいですね。
10wayのパワーシートは20SのPROACTIVEから設定でき、PROACTIVEに※ドライビングポジションサポートパッケージ+¥64,800となります。
それ以上のグレードでは標準装備です)^o^(
※ステアリングヒーター・運転席10way、メモリー付、前席シートヒーターのセット
開発主査の言われていた、直立に近い着座姿勢はペダルレイアウトやステアリングも含めての内容です。
では続いて足元を見ていきます。
ペダルレイアウト
人馬一体を掲げるマツダはアクセルペダルはオルガン式を採用。
オルガン式にすると踏力が少なく済み、足の負担が少ないと言われています。
更にペダルレイアウトにも徹底的に拘り、人がシートに着座して足を延ばした先にアクセルペダルがある状態を実現しています。
展示車は北米仕様で若干イメージが湧き辛かったので、以前撮影した現行のアクセラ1.5XDLパケのペダルの画像を。
これが実際座ると本当に良く分かるんです。
輸入車では新型BMWの3シリーズもすごく良かったんですが、同レベルでペダルレイアウトとしてはマツダ車は良く出来ています。
現行はフットレストがディーラーオプションだったので新型から復活するのは嬉しいですね。
ペダルレイアウトは現行デビューの時もかなり煮詰められたそうです。
段ボールがBLの時の大体のペダル位置です。
BLと呼ばれるアクセラから現行(BM)にモデルチェンジした時に約20㎜程位置調整されたそうです。
営業さんが自作参考資料?として見せてくれましたw
現行の着座感がかなり良いのでここからはあまり変わってないですかね。
新プラットフォームなので多少の見直しもありそうですが、主査はその主張はされていませんでした。
新型の話に戻ります。
シグネチャースタイルの展示車両のペダルです。
こちらはおそらくディーラーオプションのペダルアクセサリが付いたものだと思います。
特にフットレストの幅が広がるのか足が置き易い印象がありました。
このオプションも付けたいかも。
北米仕様なので国内向けになるとフットレストの幅とか変わるかな?
ステアリング
今回MAZDA3で一番見たかったパーツの一つです。
まずこのデザイン。素晴らしいです )^o^( とにかくかっこいいー!
六時方向のベゼルの立体感がたまらないw
ステアリングのテレスコピック(前後)チルト(上下)方向の調整幅も広く、最適なドラポジが提供できるようになってますね。
ステアリングスイッチのクリック感はしっかりとしたもので、コツコツとした手応えがありました。
押すとちょうどいい反力でコツっとするので「良いな」と思いましたね。
このメッキパーツの質感も良くてステアリング全体の質感を押し上げてくれています。
メッキパーツに施されたマークが使ううちに消えない?か心配w
パドルシフトも付いていましたが、かなり小ぶり。
ちょっと操作はし辛いかもしれません。
パドルシフトは20SPROACTIVEから標準装備です。
展示車は赤丸部分のホーンパッドリングが付いていませんが、Lパケ以上にはプラチナサテンメッキのリングが付きます。
レザーも高触感皮でサラッとしっとりでした(^^♪
握りも程よい反力があり、硬すぎず柔らかすぎずで良いグリップ感を感じさせてくれます。
セダンのホワイトレザー内装の画像も。
白い各加飾パーツと、ステアリングのマッチ感がまた良いーw
エレガント感バシバシ出てます。
ちょっとノイズが入ってしまってますが、ブラックレザー内装でのステアリングです。
いやー良いなぁ、このステアリング )^o^(
前席全景
ツイッターでも先出しましたがw
おはようございます☀️
MAZDA3のインテリアのレポートまとめてます。
まだ時間かかるのでちょっと先出し。先行内見で見てきた全車両の前席全景です。
流行の水平基調ですが、デザインの巧さと質感の高さで上質な空間演出ですね。あとファブリック内装あれば良かったwwどの内装がお好きですか? pic.twitter.com/svuLL6GeUe
— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年5月2日
前席の全景を見ます。
まずはセダンです。
セダンのLパケ専用のホワイトレザー内装は水平基調デザインと相まって、クリアで洗練された内装のイメージ。
ダッシュボードはソフトパッド、インストルメントパネルもステッチ付合皮で処理されたソフトパッドになっています。
ハッチバックより水平感の強いエクステリアと、この内装の相性はすごく良いなと思いました。
続いてバーガンディー内装。
バーガンディーというだけあってギラギラしてない品の良い赤色。
頻繁に目に入るパーツがほとんどソフトな素材になっているのがとても嬉しいですね。
現行アクセラと比較すると空間効率の見直しも力が入っていることが分かります。
水平基調デザインも効いてると思いますが、全幅をキープしたままここまで広くなった感じを演出してきたのは驚きです。
こうやって見ると現行の質感もやっぱ良いー。
MAZDA3のインテリアと現行も比較して楽しむのもアリかなと😄
記事でも少し比較しようかな。
ドアトリムのレポートだけでめちゃ時間かかってるしww pic.twitter.com/Ih3CN9I6F0— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年5月2日
特にセンターアームレストは車格すら違う感じがします。
ブラックレザー内装です。
ツイートと重複しますが、水平基調なんですが上質な素材を重ねてレイヤー感を出し、普通のシンプルではない印象を与えてきます。
デザインの巧さでさらに高い上質感が演出されていますよね。
明るいボディーカラーだとこのブラック内装が良さそうにも感じます。
一体感があってプラチナサテンメッキの上質感が浮き出るのもブラックかな?
細かく見ます。
コックピットの感じ
前席の見え掛かり、めっちゃ良いっす。
デザインのセンスがあふれ出てる感じ。
オーナーになればいつでもこの景色が見れるんですね。羨ましいw
そしてウィンドウ越しに見たコックピットの感じ。
ただのマニアみたいになってますが、オーナーになる方が見たい画ってどんなかな?ってイメージしながら撮影もしてますw
喜んでもらえたら嬉しいですが。
マツダのインパネデザインで良いなと思うのが、画像左のインパネとフロントドアトリムとの連続性の高いところ。
赤丸部分の処理でステアリング左側のインストルメントパネルのステッチとドアトリムのオーナメントパネルのステッチがキレイに繋がるところも拘りが感じられてニヤケてきます。
ここのポイントはどのクルマ見た時でもついついチェックしてしまいますが、マツダは特に拘ってると思うセクションですね。
製造的には大変だと思うんです。
特にインストルメントパネルの狭い幅でステッチの位置を決められた場所に持ってくるのは精度出すにも高い製造技術・ノウハウが必要かと。
マツダのアピールするクラフトマンシップはこういった箇所にも息づいているのかな、と感じさせられます。
ここにシートメモリーやトラクションコントロールOFFスイッチがあります。
ETCはこのコインポケットに収まるでしょうか。
エンジンスタートスイッチは反対側に設定。
押しやすい位置でした。スイッチに加飾がないですが、Lパケからプラチナサテンメッキリングの加飾が付きます。
この周辺の下部パネルはさすがに樹脂でした。樹脂部が上手く見えにくいように上部のソフトパッドと段差や傾斜が付けられて見え辛い工夫がされていました。
メーター
メーターは3眼式でサイド2つはアナログ、中央は7インチの液晶パネルとなっています。
このメーターは全グレード共通。
中央は液晶メーターですが、メーターリングは実体でした(^^)
この液晶メーターはアテンザやCX-5・8の上級グレードに展開されたものとほぼ同じです。
それをMAZDA3に惜しげもなく展開してくる所も嬉しい。
メーターが妙にギュッとしてるなって感じましたが、これは北米仕様なので速度が260㌔まであるからでした。
国内仕様では180㌔くらい?になると思うので少し雰囲気変わりますね。
アテンザ等と大きく違うのはこの右の燃料計と油温計のアナログメーター。
MAZDA3は左右で表示、アテンザ等では上下表示という違いがあります。
警告関係はこちらに表示されるようです。
液晶の細かい表示も実体と遜色なく良いですね。
このステアリングからの3眼メーター、絶景ですw
コックピット比較
展示車両の3台のコックピットを比較してみました。
色々悩んでる方の参考になれば)^o^(
オーバーヘッドコンソール
MAZDA3はPROACTIVEから自動防眩ルームミラーが標準装備。
Lパケ以上はフレームレスタイプになります。
この画像のタイプはフレームレスではないですね。北米仕様との違いかな。
バーガンディー内装の方はフレームレスだったみたいですが、撮れて無かったです^_^;
マップランプはLEDでした。点灯スイッチも節度感あって悪くなかったです。
光る時、消える時もプレミアムブランド程ではないですが、ゆっくり点灯・消灯する感じでした。
シートベルトのアラートはここに表示。
ハッチバックはルーフライニングがブラックでした。
これはハッチバック全グレードブラックかは未確認。
こちらはセダンです。
セダンのルーフライニングはホワイト。
MAZDA3のは全高が若干低くなったこともあり、頭上空間は少し圧迫感が。
セダンのホワイト内装では少しそれが緩和したように感じました。
他の参加者の方も乗り込む時にピラーを気にされている方もいらっしゃいましたね。
マツダコネクト関連
8.8インチワイドディスプレイのマツダコネクト。
現行アクセラの7インチ、アテンザの8インチから画面がサイズアップしてきました。
最近は8インチ以上が普通になってきているので嬉しいですね。
オプションの360°ビューモニター+ドライバーモニタリングシステム¥85,300を付けるとこの画面のサイドに赤外線のカメラが付くようです。
マツダコネクトの画面はドライバーに向かって傾斜しています。
インターフェース関連は基本的にドライバー中心で構成されているそうです。
マツダコネクトの画面はタッチパネルに対応していません。
タッチパネル非対応にしたのはドライバーの視点が前方から外れる時間が増えるからだそうです。
このコマンダーで操作するのですが、コマンダーの回転などはコクコク動く感じではなかったです。
コマンダーの質感も良くて操作もし易かったのですぐに慣れる気がします。
北米仕様なので基本英語表記でしたが、国内仕様は日本語表記になるそうです。
操作はしやすいんですが、項目を決定してまた項目選ぶとか、階層が深かったのがどうなんだ?って感じです。
選択する項目によって2階層位あるものもありましたから、もう少しシンプルにして欲しいという要望も出るかも。
基本的なのは大きなツマミの周辺スイッチに集約されているので問題はないかもしれません。
あとは色々不具合が報告されている現在のシステムからどれだけ改善されているか期待。
エアコンパネル
マツコネ画面の下はエアコンパネルになっています。
このエアコンの操作関連が液晶パネルではなくアナログなのが嬉しい。
輸入車でも多くのメーカーがタッチパネルでの操作に切り替わってきていますが、エアコンは良く操作するのでノールックで操作しやすいアナログが良いなと思います。
MAZDA3の調整ツマミは質感良かったです。
調整はコマンダー同様割とスルスル回る感じでしたが、アウディ的なコクコク感ではない何かを狙っているのか?と思わされます。
ドリンクホルダー
エアコンパネル下にUSBのスロットが一口。
その下にトレイと蓋付きのドリンクホルダーが設定されています。
蓋はなかなか重厚感のある操作と作動感でした!
ドリンクホルダーは横並びのリッド付で深さもありますが、ペットボトルは入れやすいのか少し怪しい感じもありました。
シフトレバー周辺
シフトレバーは現行のものとデザイン・サイズ感は同等のようでした。
それよりもセンターコンソールの幅が本当に立派になりました)^o^(
コンソールサイドのステッチ付合成皮革トリムは全グレード標準です。
これもすごいですよね。
ニーレストパッドも兼ねているので、膝を預けてもハードプラのように膝に食い込むことはありません。
シフトレバー左にはガソリン車専用のモードセレクターが、SPORTとノーマルは現行と同じみたいですね。
電子パーキングブレーキとオートホールドは現行アクセラから進化しました。
この機能は便利なので嬉しいですね。
アームレスト
アームレストは立派になりました。
幅も奥行も充分なサイズが確保されていますし、ステッチ付合皮で処理され質感も良いですね。
この画像よりもう少し長くスライドしてからガバっと後ろに開くことが出来るようになっています。
ちょっと新しい開閉操作ですね。
開閉フィールも良かったです。
開けるとこんな感じです。
収納の面積、深さも充分確保されてます。
Cセグメントハッチバックでこの収納は優秀。
底には不織布が貼ってあり異音対策はされていますが、さすがに側面の起毛処理はありませんでした。
結構使い易いとは思うのですが、気になったのがUSBの挿し方です。
結構突き出てるので、へし折らないかな?^_^;
収納の前方に傾斜が付いてるのは何か物を持ち上げた時にUSBとスロットを傷つけない為の配慮でしょうか。
USBスロットの隣にはアクセサリーソケットも設定されています。
注意ポイント
置くだけ充電のディーラーオプションを設定するとここに設置されますが、かなり底上げになるようですのでご注意を
助手席側
エアコンパネルから続くプラチナサテンメッキのオーナメントとソフトパッドの間にエアコンの吹き出し口があります。
吹き出し口周辺は無塗装の樹脂ですが、ボリュームのあるステッチ付合成皮革であまり目立たないようになっています。
この水平基調のデザインに隠された工夫はスゴイと思いますね。
横方向の空間の広さも感じますし、乗員に対する上質感もしっかりと感じさせてくれます。
デザインの妙ですね。
ブラック内装も良いですね。
このアングルだとベースグレードも同じような質感のはずなんです。
マツダ車の質感の底上げがされてますね。
新世代商品群に対する期待も膨らみます。
グローブボックスはLパケからプラチナサテンメッキの加飾付のレバーになります。
エアコンのルーバー周辺の質感がわかる画像かなと思います。
グローブBOXは車検証+アルファという広さです。
標準的な広さで問題ないですね )^o^(
ここも国内仕様ではLパケから起毛処理もされます!
国産CセグでグローブBOXの起毛処理です。レクサス危うしw
Aピラーにサイドミラーが付いてないので前側方の視界も悪く無さそうです。
しかし、質感が良い )^o^(
ちゃんと撮影出来てなかったんですが、ブラインドスポットモニタリングは▲表示になってました。
後席ドア
後席ドアも前席と全く同様の質感です。
この後席のドアトリムの質感もスゴイ )^o^(
ドア上部のパーツもソフトパッド。このクラスでは樹脂に変更になるクルマが多い中でソフトパッド採用は素晴らしいですね。
ステッチ付合皮で処理されたオーナメントパネルもしっかりと使用されています。
立体感も前席同様です。
ドアポケットも実用的なものになっています。
インナードアハンドルのメッキ処理、パーツとの連続したデザインなど贅沢に高質感のマテリアルが使用され所有満足度はかなり高くなりそう。
後席ドアのスピーカーカバーはBOSEサウンドにしても通常のものと同じです。
ドアグリップは後席のドアも同じく付いています。
またまた細かい拘りに関心したのが黄色四角のポイント、ドアグリップの前方の接続箇所にもピアノブラックのパーツが設定されていました。
この処理は前席の助手席側のドアも同じ処理になっています。
ドアグリップになってる車でこの取り付け方法も少ないかも。
それにしても細かい配慮があります。
後席ドアの開閉感も前席ドアと同様の感覚。
ハッチバックの方がドア形状もあってより密閉感の強そうな閉まり方でした。
後席空間
ハッチバックの後席見え掛かりです。
この画像の広さが身長175センチの私のドラポジに合わせた状態での後席の広さです。
この状態で膝前空間の写真撮るのを忘れてしまったのですが、コブシ一つ無いくらいです。
正直広いとは言えません。
MAZDA3最大のネックは後席の居住空間かな、と思いますね。
セダンも足元空間はハッチバックと大きく変わる印象はありません。
着座した時の全体的な視界はセダンの方が良かったです。
ハッチバックは極太Cピラーなのでしょうがないと思います。
着座感はとても良かったですね。
若干起き気味の姿勢ですが、乗員の姿勢もドライバー同様に考慮してあるだけあり、シートバックの高さウレタンのボリューム感が良かったです)^o^(
後席は大人三人が乗るにはさすがにキツイ印象。
後席シートバックのリクライニングは無しでした。
画像奥の方が、座ってらっしゃる感じが参考になる?
私はタイトめなドラポジなので他の方のドラポジならこんな感じになるのかも。
シートの下に足が入るので窮屈感は無いんですが、私みたいに子供がいるとフロントシートの後ろ蹴られまくる可能性がw
後席用のエアベンチレーションは設定がありませんでした。
確か国内仕様も同様で設定はなかったと思います。
海外仕様では設定のある国もある?みたいなので改良で追加になるかもしれません。
後席のドリンクホルダー付アームレストもちゃんとあります。
しかも幅も大きくて立派なものです。
このセグメントではアームレスト自体省いてしまうクルマも多い中、改良後にサイズアップしてくるとは、有り難いです。
個人的にかなり欲しい機能の一つなので。
ドリンクホルダー部はリッドや加飾は特にないですが、あるだけでOK!
残念なのは後席の充電環境が見当たらなかった点です。
センターコンソール後端にアクセサリーソケットも見当たらなかったですが、見落としたかな?
ラゲッジルーム(荷室)の広さ、使い勝手は?
今回の先行内見会で昼からの部に参加して、13時~18時まで会場で粘った理由の一つが後席全部倒した状態が見たかったからです。
最後の15分位で他の方がほとんどいなくなったので、実行できました。
まず通常がこの広さです。
ラゲッジ容量はちゃんと調べてないのですが、現行アクセラハッチバックが364ℓとHPに記載されています。
実物は少し狭い感じがしたので「広くはなってない」と思いますね。
ここからソウルレッドのハッチバックに変わります。
ラゲッジ床下にはBOSEサウンド用の何かだと思いますが、置いてありました。
スペアタイヤの中に置いてあったのですが、スペアタイヤは国内仕様ではオプションで設定がありません。
実は標準装備だと嬉しいですが^_^;
後席シートは6:4分割可倒式でラゲッジ側から可倒するレバーはありません。
シートについてるレバーでどちらも倒すとこのような広さになります。
後席ドア側から見るとこれくらいの角度が付いてます。
シートバックもしっかりした厚みがあるので角度は付いてしまいますね。
バックドア側の開口と、ラゲッジ床の段差も確認できます。
使い勝手としては「良い」とは言えないと思います。
秀逸なエクステリアと引き換えになっている部分でしょうか。
こちらはセダンのラゲッジ床下、他の方が持ち上げた瞬間をw
同じBOSEサウンドなのにこちらにはハッチバックにあったウーファーのような物体がない、Why?
セダンは画像が無いですが、ラゲッジはセダンの方が明らかに広いです。
全長+200㎜は伸びやかさと、ラゲッジの広さに効いてます。
最後に色々補足
途中抜けてる部分もあったので最後に少し補足を。
MAZDA3はスカッフプレートの設定はありませんでしたが、ポリメタルグレーのシグネチャースタイル仕様の車両にはオプションのサイドシルプレートが設定されていました。
これは確か、ディーラーオプションで設定があったと思います。
プレートの厚みもしっかりあって質感よかったです!
後席用もあったのでこのアイテムも良さそうですね(^^♪
ツイートもしてましたが、国内仕様では運転席となる助手席から後ろを振り返った時の後方の見え方です。
Cピラーがかなり視界を塞いでいます。
MAZDA3にはブラインドスポットモニタリングが標準、360°ビューモニターもオプションで設定できますが「必ず目視で確認したいシーンもある」と思うので試乗の際には注意したいポイントです。
撮れたw
これで伝わるでしょうか、MAZDA3ハッチバックの後方視界。 pic.twitter.com/xZfCdPS39V— UU (@WCLBlogAuthor) 2019年4月27日
まとめ
先行内見会で見てきた新型MAZDA3のインテリアを細かくレポートしました。
内装の質感やデザイン性の高さは間違いなくクラストップレベルです。
ソフトパッドやメッキパーツの使い方等国産メーカーからここまでの質感を確保したクルマが出てくるのは素晴らしいと思います。
特に後席のドアトリムまで全くの手抜き無しには驚きでした。
ウィンドウスイッチや、トリム上部のソフトパッド等質感的に見切られている部分が全くありません。
新世代商品群のトップバッターとしてはエクステリア・インテリア共に抜群のインパクトを与えてくれました!
その分なのか、後席やラゲッジの使い勝手では我慢を強いられる部分も出てきそうです。
ここは自分の生活環境と照らし合わせて要検討かもしれませんが、これで走り良ければ「最高の一台になる」実力は充分あると思います。
既にハイパフォーマンスモデルのうわさもあるのでそちらがどうなるかも期待できますね(^^♪
何より先行内見会という場所を用意してくれて、ユーザーにメーカーの拘りポイントを教えてくれる場を設けてくれることが好印象ですね。
こういうのって手間でしかないと思うので。
地道な活動は必ず結果として出てくると思います。
マツダや会場設営スタッフの方に感謝! )^o^(
以上で先行内見会で確認してきた北米仕様MAZDA3のインテリアレポート終わります。
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んで頂いた方、お疲れ様でした^_^;
MAZDA3のメーカー公式HPです。
別ウィンドウで開きます。