シビックタイプR(typeR)実車レポート&アクセサリー色々付き見積もり紹介!

シビックタイプR(typeR)実車レポートと見積もり紹介!画像ギャラリーも

2022.9.12更新

どうもUUです

 

新型のTYPERの展示車を拝見してきました。

純粋な内燃機関のTYPERとしてはこのモデルが最後となりそうですよね。

Honda Global

本田技研工業の広報発表ニュース - Hondaは、新型「CIVIC TYPE R(シビック タイプアール)」を9月2日(…

先日公式に発表された2.0ℓガソリンターボのスペックは330PS、420Nm。

先代から+10PS、+20Nmとなっています。

素晴らしいスペックを楽しめる購入者の方々おめでとうございますー、実に羨ましい

 

今回は車両をじっくり見て来たので内外装レポートと、見積もりの紹介です。

シビック・TYPE R スペック一覧

TYPE Rのスペック一覧です。( )内の数値は先代FK8との差を表しています。

( )先代比数値

モデルホンダ・シビックTYPER
グレード
車両価格2022年9月段階
¥4,997,000
全長㎜4595(+35)
全幅㎜1890(+15)
全高㎜1405(-30)
ホイールベース㎜2735(+35)
タイヤ・ホイール265/30ZR19
(245/30ZR20)
最低地上高㎜125(±0)
車両重量kg1430(+40)
最小回転半径m5.9(±0)
エンジン2.0ℓ4気筒ガソリンターボ
エンジン最高出力PS330(+10)
エンジン最大トルクNm420(+20)
トランスミッション6速マニュアル
駆動方式FF
燃料タンク容量ℓ・油種47(+1)ハイオク
フロントモーター最高出力PS
フロントモーター最大トルクNm
リアモーター最高出力PS
リアモーター最大トルクNm
電池種類
燃費WLTC km/L12.5
ラゲッジ容量ℓ不明

 

元々シビックは全高が低いですが、先代からさらに低くなりほぼ1,400㎜。

スポーツカーとしては高いですが、ハッチバックとしては輸入車含めても一番低い部類。

環境対応により、スポーツタイプのクルマが減少する中、継続的にTYPE Rを存在させるために普段使い可能なスポーツカーとしてTYPE Rを存在させていくというメーカーの意向。

次期モデルも発売できることを願うばかりです。ハイブリッドになると550~600万円位になるかもしれませんね。

 

新型TYPERの納期は?

かなり注文が入っているとの事ですが、各販社での割り当てで納期等も変わってくるので何時になるか?

私の知り合いでも初期に予約して販社内の抽選は回避できた方もいらっしゃいますが、実際の納期がまだ見えません。

頂いた情報では取材時の2022.9月段階で2年位かかるのでは?と言われています。参考までに

 

TYPE Rの内外装レポート

TYPERの特別装備を画像と合わせて見ていきましょう。

走りへのこだわりはプレスリリースで詳しく紹介されています。レポート内でも少し(抜粋)します。
Honda Global

本田技研工業の広報発表ニュース - Hondaは、新型「CIVIC TYPE R(シビック タイプアール)」を9月2日(…

 

先代のデザインからはずいぶんとすっきりした新型TYPERのフロントフェイス。

パッと見た感想としては塊感がある!という感じ。

(冷却性能向上のためにフロントグリル開口面積を大きくし、ラジエーターの有効開口面積を48%拡大)

 

ロー&ワイドを強調したデザインでドッシリ感があります。

全幅が1,890㎜あるので街中では気を使うシーンがでてきそう。シートに座った感じの視界は良かったです。

 

シビックのデザインって標準モデルも特にそうですが、実際見た方が格段にカッコいいんですよね。

いざ目の前にした時の質量というか密度感が高く、輸入車を見ている感覚に近い物があります。

 

ノーマルモデルですとヘッドライトがサイドの面(ツラ)になっていますが、TYPE Rはそこにフェンダーがデザインされています。これにより丁度良い抑揚がプラスされた印象に。

 

先代はノーマルでも迫力がありましたが、さらにフェンダーが追加されゴチャッとしていました。

先代はノーマルベースのデザイン、新型はTYPE Rベースのデザインという考え方で良さそうです。

 

ホイールハウスへのエアー取り込み口っぽいここは、埋められてます。

 

少し中央寄りのこの穴から取り込むようです。

 

空気はホイールハウスの穴からリアへ抜けます。

 

整流効果で燃費、車体の走行安定に寄与します。

あと、機能的なデザインがあるだけで嬉しくなっちゃいますよねw

マッチョなクルマはテンション上がる。

 

ボンネットフードはアルミを使用し軽量化。先代のボンネットフードは激重でしたが、新型は開閉がしやすいです。

ボンネットダンパーの設定はありませんでした。ちょい残念。

アルミで軽量化されましたが、加工の難しさなのかちょっと切り取り方に違和感はあります。

 

ヘッドライトはオートハイビームまでです。

外装機能はノーマルシビックのガソリンLXと同等ですね。

 

 

グロス塗装されたグリルにTYPE Rロゴと赤いホンダマークでRである事をアピール。

昔のTYPE Rの様な控えめな主張がまた良い感じです。

 

ボンネットの黒いパーツはエアインテークかと思っていましたが、こちらはフードベントでグリルから入った空気を効率よく抜くためにあるそうです。

 

ボンネットフードに吸音材等はありません。ストライカーは真ん中に一つだけです。

(グリル開口部から取り込んだフレッシュエアを、コアサイズとファン能力を向上させたラジエーターに効率良く通し、ボンネットに設けたフードベントから排出するエアフロ―レイアウトとすることで、排熱と空力性能を向上)
新開発モノスクロール・ターボチャージャー。
翼の外径・枚数・形状に至るまで新設計し、優れたターボ効率と低慣性を達成。
先代モデルの2.0L VTEC TURBOエンジンの骨格をベースに、ターボチャージャーの刷新などにより、最高出力243kW(330PS)、最大トルク420N・mへと向上
最初からストラトタワーバー付いてるかと思ってましたが、設定無いんですね。
TYPE Rならではの迫力あるエンジンサウンドにするため、エンジン回転上昇時の中周波音を増強し迫力ある排気原音に進化。加えてアクティブサウンドコントロールシステム(ASC)を採用し、駆動力レスポンスに呼応する気持ちの良いエンジンサウンドを実現

 

バッテリーがガッチリカバーされています。

耐熱の為でしょうか。

 

最低地上高は125㎜なので基本的には心配なさそうですが、フロントは擦る可能性が高そうな見た目。

質感も高いのでなるべく傷つけたくないですね(;^_^A

限界走行時における安定性を実現するため、フロントとリアともに効果的にダウンフォースを向上させるとともに、ボディの細部形状まで徹底的にこだわることで、優れた空力性能を実現

 

上から見た時のフェンダーの抑揚が良い。

展示車、試乗車は多くないかもしれませんが是非実車を見て体感して頂きたい。

 

全長は4,595㎜で先代から35㎜延長。

新型シビックはサイドのプレスラインが印象的です。

そこに加えて前後フェンダーの抑揚が効いてるのが見て取れます。

ファストバックスタイルなルーフラインが美しい。

 

サイドミラーのステーにフィンが付いています。

 

大きなテールゲートスポイラーは奥さんの同意を頂くのが最も難しいアイテムw

シビックの場合はダウンフォースが必要なシーンも多いでしょうから、必要な装備なのでしょうか。

個人的にはレス仕様か、もう少し控えめなのが選べると嬉しいです。

 

タイヤはフロント・リア共に同径で265/30R19。

先代よりタイヤ幅が20㎜広がった効果はかなりありそう。高い接地感と旋回性能でFRみたいに自分中心で回っているような感覚が得られるのか?

先代の20インチから19インチになっていますが、リバースリムというホイールデザインで全然小さく見えません。

 

旋回性能を高め車両パフォーマンスをより向上させるため、ミシュランとTYPE R専用チューニングタイヤを共同開発。タイヤ幅を265mmまで拡げるとともに、ミシュランの独自技術による特性の異なるトレッドコンパウンドを組み合わせることで、ウエット性能や耐摩耗性能を維持したまま、優れたドライグリップ性能を実現

 

ブレンボのブレーキシステムと赤いキャリパーがかっこいい!

私のMAZDA2も赤くしましたが、足元に1アクセントあるとクルマがお洒落にも見えて良いです♪

サーキットを想定した高い制動力が確保されています。低速域や止まるときのコントロール性は気になりますね。

 

サーキットでも安定したブレーキフィールを実現するために、2ピースディスクブレーキシステムを先代モデルから継承。マスターパワーの特性を変更し、低速から高速までのさらなるコントロール性の向上を追求しました。また、ブレーキへの導風効率を高めたことで、サーキットでの連続走行時におけるブレーキ温度の上昇を低減し、安定したブレーキ効力と耐フェード性を実現

 

ブレーキシステムはフロントにはBrembo社製モノブロックアルミ対向4ポットキャリパー+Φ350mm大径2ピースディスクを搭載。

ホイールは、通常に対してインナーとアウターのリム形状を反転させた「リバースリム構造」を採用。ホイールイン側の歪みを低減し、旋回Gや加減速時にタイヤ内側の接地圧を安定させることで、さらなる接地性向上を目指しました

 

新型TYPERは電子制御ダンパーを採用しています。ドライブモードが3パターンありますが、それぞれ減衰力が変わってくるので乗り心地や、旋回性能の変化度合が楽しみです。

 

4輪独立電子制御ダンパーのアダプティブ・ダンパー・システムの制御は、車体のモーションとタイヤ4輪の接地性を連携してコントロールするロール・ピッチ制御に、バネ下加速度を加えた制御を行うことで、荒れた路面でも優れた運転操作によるクルマとの一体感とダイレクト感のあるハンドリングを実現

 

ホイールベースも先代比+35㎜で2,735㎜。

タイヤとホイールハウスの前後の隙間がちょっと広いか?

 

ウィンドウトリムの質感も高いですね。

 

上はグロスブラックで、Bピラーのパネルも同質感。

 

下は無塗装ですが、少しザラっとした強度が高そうな質感なので悪く見えません。

 

ちょっと上から見た時のアングルも。Cセグハッチとしては最長クラスなのでワゴンの様な使い方も出来そう。

実際ブログ仲間がそうしそうw(e-HEVですが)

 

続いてリア見ていきます。

 

超絶インパクト大なセンター出し3本マフラー。

迫力のエキゾーストを奏でてくれそう。スポイラー関係も完璧に装備されて隙のない仕上がりです。

 

斜め後ろからの迫力が凄い事になっています。

全幅も大きくなっていますし、より筋肉質になっているので大きく見えますね。

 

リアスポイラーは、スリムなアルミダイキャスト製のステーにすることで空気抵抗を低減するとともに、リアスポイラー下面に負圧が発生する面積を拡大しダウンフォースを向上

大型のテールゲートスポイラーは美しい曲面で風を整えてくれそうです。

 

排気の主流が通過するサイレンサーの中央配管に、アクティブ・エキゾーストバルブ機構を新たに採用。エンジン回転数に応じて最適なバルブ開度とすることで、車外騒音法規を満たしつつ、エンジン出力向上と迫力ある排気サウンドの両立を実現。

マフラーのデザイン、質感も申し分ありません。

錆が気になるので、購入されたら下回りの錆止めはしたいですね。補強ワイヤーの錆の侵攻が早いみたい。

 

どこから切り取っても大迫力。所有満足度も高まりそうですね。

 

ハッチゲートは樹脂を多用することで軽量化しています。

その恩恵でヒンジもコンパクトになり、美しいルーフラインを実現。

ダンパーも細いですよね。軽いですが、閉まるときのフィーリングは思ったより重厚感もあります。

ダンパーが細い事での耐久性は気になる所ですね。

 

ラゲッジの使い勝手は基本的にノーマルシビックと同等です。

後席を倒すの忘れたので、一体型のヘッドレストが悪さするか確認しておけば良かった。

では、内装に移りましょう。

 

 

新型TYPERの内装

ビニール被ってて残念ですが、伝統の赤いスポーツシートがお出迎えしてくれます。

シビックのフロントシートをベースにスポーツタイプのバケットシート仕上げています。元々シビックは着座位置が低いですが、ボディー剛性だけでなくこういう部分もTYPER想定で作られているのですね。

実際はフロアマットも赤いのでもっと赤いです。

シートヒーターは装備がありません。

 

ドアの基本的なデザインはノーマルシビックと同じで使用するマテリアルが違います。

アンビエントライトも設定されています。

 

ドアアームレスト、ドアトリムにスエード調合皮を使用。赤のステッチ付きですね。

赤い部分が多いのでドアは黒くした感じでしょうか。

汚れも付きやすいので気にしなくて良いですね。レクサスみたいに赤い樹脂を効果的に使っても面白いかも。

 

ウィンドウスイッチパネルも質感が違います。ノーマルシビックでは加飾パネルですが、TYPERは簡素です。

車に乗り込むときの高揚感と運転時に集中できる空間を、赤と黒を用いてハイコントラストに表現

 

前席ドアにはアンビエントライト(レッド)が付いてますが、後席ドアにはありません。

 

シンプルな水平基調の内装デザイン。

こちらも基本的にはノーマルシビックと同じです。

 

こちらがノーマルシビックの内装。

エアコン周りのパネル、シフト回り、メーターのデザインやマテリアルに違いがあります。

 

TYPERのエアコン周辺のパネルは、反射を抑えた「偏光ガンメタリック塗装」を採用しています。

よりクリアな視界を実現するために細かい配慮がされていますね。

 

エアコンの物理スイッチが良い。メッシュのパネルが雰囲気もあって丁度良いアナログ感を演出している印象です。

 

TYPERにはシリアルナンバープレートが付属します。これも嬉しいやつです。

キリ番とかゾロ目とか期待しちゃいませんか?

 

ステアリングもグリップ性の高いスエードを使用。

ガチっとした取り付け剛性の高さを感じます。

 

握りはそんなに太くないので疲れにくそうです。

プジョーのステアリングはもっと太いのですが、ずっと運転してると疲れてきます。

 

10.25インチの液晶メーターはドアを閉めるとTYPER専用のアニメーション演出が流れます。

 

おぉーカッコイイ

 

シフトフィールの進化にあわせてクラッチのフライホイールを軽量化し、レスポンス向上を実現しました。それにより、減速操作に合わせてエンジン回転数を自動調整するレブマッチシステムは、エンジン回転数差が最も大きい2速から1速へのシフトダウンにおいても適用するように進化

 

クラッチは少し重めでしょうか。スバル・WRXや先代のGR86に比べれば結構軽いと思いました。

新型のBRZよりは重たい感じ。

 

シフトレバーはアルミが使用されています。少し細めで短いので操作性が凄く良い。

私のMAZDA2では1→4速までは流れ良いんですが、5速は操作する時にガコ、ガコと確認しつつ操作しないとです。これはこれで良いんですが、TYPERのはスパーンと出来そうな操作性でした。

 

程よい重さとスムーズなゲート。慣れないとミスしそうですが、熟練してきたときの気持ち良さは格別になりそう。

究極のシフトフィールを目指し新設計のシフトレバー構造を採用。レバーの高剛性化と横方向のレバーのガタつき要素を排除し、ダイレクト感と節度感を向上。トランスミッション内部のシフトリンク機構の最適化や、シフトゲートのストレート部分を延長することで、5速から4速といった斜めシフト時のスムーズ感を向上

 

ドライブモードセレクトや電子パーキング、ブレーキホールドのスイッチが集約。

MTでオートホールド付いてると、坂道で後ろに下がらないらしいので羨ましい。

 

ドライブモードはこのようになっており、INDIVIDUALでは好きな組み合わせに出来ます。

自由に設定できるドライブモードが付いたクルマは一度所有したい。

国産車はモードでの変化が少ないクルマが多いですが、TYPERはどうでしょうか?

 

センターコンソールのアルミパネルが個人的に凄く好きでした。

質感と表面処理具合が良い。

ウィンドウスイッチパネルにも使って欲しかったーw

 

マニュアルタイプのセンターコンソールは初見でした。

アームレストの高さは良いんですが、シフトレバーを握って運転してる時に飲み物が邪魔になりそうです。

 

今回の取材時お知り合いの方と一緒に行ったので、モデルになって頂きました。ありがとうございます!

見て貰うと分かるように、ペットボトルは入れれない気がしました。

 

助手席側の足元も広々しているので同乗者も快適ですね。

 

後席に移りましょう。

 

新型TYPE R(タイプR)後席空間・居住性について

TYPERの後席シートもブラックのスエード調表皮。

4人乗りのため座面にドリンクホルダーが設置されています。

 

あまり見ない形ですよね。

 

助手席側を私が快適に過ごせるように合わせた状態で膝前空間はこれ位です。シビックの居住性の高さはTYPERでも健在ですね。

 

フロントシートの裏にTYPERのロゴが。

 

フロントシート下にもしっかり足が入るのでリラックス出来ます。

 

頭上のクリアランスも問題ないですね。

 

TYPERの内外装レポートでした。

タイプR(TYPER)価格・見積もり(アクセサリー付)

最後にシビック新型TYPERの見積もり紹介です。アクセサリーも多めに選択しています。

簡単に画像のみの掲載です。

ボディーカラーはクリスタルブラックパール。

車両本体価格¥4,997,300

支払総額¥6,186,833!!

オプション色々付けてるので高額!

 

ディーラーオプションはこのようになります。

 

 

 

次ページを画像ギャラリーにします。

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