新型シビックFL1が超進化!内外装を先代FK7と【比較】レポート!Part3

新型シビックの内外装を先代モデルと比較・レポート

※2021.8.31更新

 

どうもUUです!

新型シビックを試乗・拝見して走りにも感動したんですが、内外装の質感や機能のレベルアップも目を見張るものがありました!

Part1レポ

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安全装備も最新の物が付与され手抜き感が無い!相当な力作で登場したわけです。

Part2レポ

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今回は内外装のレポートを先代から、どうレベルアップしたか?を比較しつつご紹介したいと思います。

勿論、気になるポイントが無かったわけではないのでそちらも、しっかりとピックアップしていきますので、参考にして頂ければ嬉しいです。

 

新型シビックのラインナップ

車両本体価格(消費税10%込) 2021.8月現在

LX CVT/6MT ¥3,190,000

+¥349,800

EX CVT/6MT ¥3,539,800

純粋なガソリンターボにマニュアルトランスミッションが搭載されるモデルは今後出てこないかもしれません。

FKの価格は¥2,948,000でしたから、LXで¥242,000、EXで¥591,800、値上がり。しかしながら、その内約20万円は標準装備となるナビ・ETC2.0の価格となります。

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正直な感想としては先代FK7の「なんか普通じゃない感」は無くなりましたね。

個人的にはここが絶妙にひっかかる所でもあります。やっぱりちょっと普通じゃないクルマに乗りたいっていうのがあって、そういう意識から今のプジョー選んだ部分もあります。

 

新型もスッキリしていてかっこいいんですが「普遍系」のデザインなんです。

誰でも違和感なく見れると言いましょうか、このセグメントは走りが求められる事に加えて、スペシャリティー感も欲しいと感じています。

そういうポイントにおいてFKって見事にハマっていたなと。

 

FK7はデザインだけでなく英国生産であることで、納期的にレア車になっていた事も、そそる一つの要因でしたね。

 

では新型の長所・短所を羅列します。

新型シビックの進化・良いポイント

 

●内装の質感・デザインが大きく進化

●安全装備が大きく進化

安全装備に関しては先日レポートしています。ACC作動中のディスプレイの見易さや加減速やアシスト具合の躾が素晴らしいです♪

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●走りは上質方向に変化し楽しさも持ち合わせる

新型シビック気になるポイント

敢えて程度の内容ですが・・・

●360°ビューが無い(個人的にフロントカメラが欲しかった、特に奥さん希望)

●電子インナーミラー非採用(MOP設定無い、これも奥さん)

●外装の樹脂パーツが無塗装(海外のセダンはピアノブラックなんだが)

●ナビが標準装備なので選択できない(CD/DVDの視聴不可)←個人的には気にならない

●後席の充電環境が無い

●ブレーキオートホールドのメモリー機能が無い

このような感じですね。

 

新型の走りはボディーサイズや静粛性の高さもあり、セグメント超えた乗り味になっていると感じました。欧州車と充分比較できるクルマになっています。

スペックも182PSの240Nmと必要充分なパワー。

くるすぺ

どうも、くるすぺです。 ホンダ新型シビックに試乗してきましたよ〜!想像以上に個性的で面白い車に仕上がってました! 私自身…

ブログ仲間のくるすぺさんのスペック診断でも丁度良い(パワー、トルク共にB判定以上であれば、普通の方なら充分なパワー)パワー感で扱いやすく高速でも必要充分という感じですね。

 

あとは高速域でCVTがどのようなフィーリングを感じさせてくるか?が気になるところ。

実際購入検討に入れば必ず確認したい部分です。

 

ここからは新旧比較をドンドンとしていきましょうー!

シビック新旧スペック一覧

新型のプラットフォームは先代のキャリーオーバーとなっています。

キャリーオーバーですと、使い回しというネガなイメージもありますが、気になる所を確実に潰し込み出来るので、元が優れていれば上手く活用した進化が可能

今回のフルモデルチェンジは巧くそのメリットが使われていました。先代の良さを残しつつ大きく走りのイメージを変えることに成功しています。

 

先代から変更のある項目を青文字表記

項目/モデル新型先代
駆動方式FFFF
トランスミッションCVTCVT
車体サイズ㎜
全長・全幅・全高
4,550、1,800、1,4154,520、1,800、1,420
ホイールベース2,7352,700
車体重量kg1,3701,350
トレッド前・後1,535/1,5651,535/1,555
タイヤ235/40R18235/40R18
最低地上高㎜135135
サスペンション前/後マクファーソン
マルチリンク
マクファーソン
マルチリンク
エンジン排気量ℓ1,4961,496
エンジン
最高出力PS最大トルクNm
182PS、240Nm182PS、220Nm
モーター
最高出力PS最大トルクNm
最小回転半径m5.75.5
燃料タンク4746
燃費WLTC km/ℓ16.316.4
燃料ハイオクハイオク

一覧から見る変更点として

●全長+30㎜
●全高-5㎜
●ホイールベース+35㎜

●車重+20kg
●リアトレッド+12㎜
●エンジン最大トルク+20Nm
●最小回転半径+0.2m
●燃料タンク+1ℓ
●燃費-1km/ℓ

大きく車体寸法は変わっていませんが、ホイールベース+35㎜とリアトレッド+12㎜は走りに大きく影響していました。

ではエクステリアを比較していきましょう。

シビック新旧エクステリア比較

 

もともと全高が1,435㎜と低かったのにさらに下げて来たんですよね。SUV全盛ですが、やはり低いというのはそれだけでカッコいい!

全幅はCセグメントハッチとしてMAXと思える1,800㎜をキープ。

フロントフードも薄く(-25㎜)してデザインと共にスッキリした雰囲気に注力してますね。

 

FK7ではヘッドライトの機能はオートハイビームまででしたが、新型ではEXに限りアダプティブLEDヘッドライトが採用されました。しかもローハイでの照射範囲調整だけでなく、中間のミッドも追加になっています。

これは体験してみたいですが、オーナーさんの特権ですね!

 

画像はEXをハイビームにした状態。

配光制御の機能はどのような実力なのか?是非体感された方はコメント下さい。

 

フロントセクションで印象的なのはボンネットの重さでした。

先代のボンネットフードは本当に重くて開けるの大変だったんです(^_^;)

 

新型でも開閉する時に身構えてたんですが、意外に軽くて拍子抜け。

新型からアルミが採用されています!ハンドリングにも影響大きそうですね。

 

サイドを見ていきましょう。

全長が+30㎜、ホイールベースが+35㎜されました。

新型のサイドビューや斜めから見たスタイルが堪らんのだ!めっちゃカッコいいー。

リアのショルダーラインが先代から35㎜低くなっているのもバランスに相当効いてます!

 

全体的なデザインの落ち着きと、サイドから見た時の地面の貼り付き具合が大幅アップ。

 

このブラックの樹脂パーツが効いてるんですよー。

 

赤いラインを書いてみましたが、極端に言うと、サイドビューに滑らかな弧のイメージを与える視覚効果を感じるんです。

この説明聞いた状態で2つ位↑の画像見てみて下さい。印象がまた違うと思います。

これが、走りの接地感の高さと、見た目のシンクロ率を高めますね。

 

先代FK7もセダンベースのデザインを巧くハッチバックに落とし込んでいましたが、新型を見るとデザインの進化を感じますね。

新型はとにかく薄さが際立つ!

もしかしてFL1はハッチバックベースのデザインなのかな?と思っていますが、どうなんでしょうか?

 

フロントはFKに軍配ですが、サイド・リアビューは新型のデザインがヤバいですね!(語彙力)

FKのセンター出しマフラーの本気感がフロント同様普通じゃない感じで好きでした。

しかし、新型のデザインの纏まりという点においてはめちゃレベルが上がりましたねー。

 

あぁ、FKのキレッキレで、エッジ―なデザインも最高だよ。

ダミーだけど、ダクトデザインの主張もとにかくカッコイイと感じさせるものですよね。

地味に新型でワイパーのデザインがほっそい感じじゃなくなったの良い(笑)

 

新旧でタイヤのサイズは同じです。

デザインは新旧どちらもカッコイイですよね。FK7の時、他のホンダモデルはちょっとイケてない手裏剣デザインが多かったんですが、なぜか?シビックだけはかっこよかったw

 

新型はシンプルで、「ノイズリデューシングホイール」(ノイズを低減する)が採用されています。

走ってみると、その恩恵も感じられる静粛性の高さです♪

エクステリアは以上です!

内装も見ていきましょう。

 

シビック新旧インテリア比較

内装は新型が良いですね!

デザインは好みとしても、質感、機能という点においてはかなりレベルが上がりました。

何より●BOSEサウンドシステム●10インチ液晶メーターは、国内のホンダモデルとしては初採用です!内装ではありませんが、●アダプティブLEDヘッドライトも初なんですよね。

そう考えると新型シビックって物凄い力作なんです!

 

新型のEXではアンビエントライトが設定されています。

インナードアハンドルは新型のヴェゼルと同じく、ボルボオマージュのようなデザイン(笑)

 

 

先代のドアトリムで寂しかったのはウィンドウスイッチパネルやドアアームレスト部でしたが、新型ではその部分を潰し込んできました。

 

この素晴らしいパネルの質感を見よ、金型に模様を刻んで得られる賜物である。

表面をフィルムではなく実際の物理的な凹凸にすることで、マテリアルの本物感が演出されています。

これが凄く良い!スイッチのメッキ加飾も良い!

 

そしてこの肉厚なドアアームレストで、申し分のないドアの質感が与えられています。

ドアアームレストの幅が広いので、ドアにボリューム感が出て、それも質感の良さに繋がっていますね。

 

随所に施される赤ステッチは少し渋めの赤でワインレッドのような雰囲気が加味されています。

スポーティとオシャレを感じさせる色味。

 

新型も引き続きアナログのエアコンスイッチを採用し、その質感もしっかりと配慮されています。

こういう写真撮りたくなるマテリアルなんですよ。

 

センターコンソールにもヘリンボーン柄が彫られたパネル。キズが目立ちにくい効果もあるそうです。

このパネルは地味にお金かかってるはず。

 

FKのインパネは樹脂が多くデザイン的にも野暮ったさがありました。

 

FKのコンソールのデザイン、特にこのサイドの部分が肘置きとして優秀な造りになっていました。

 

新型も6MT仕様になるとこの良さが取り入れられた、コンソールデザインになっていますよね♪

シフトレバーも新旧同じ物が使用されていたりと、FKのMT乗りの方も受け入れやすい配慮がされているのではないでしょうか!

 

新型のエアコンデザインがかなり斬新ですよねー。

このメタルメッシュでエアコン吹き出し口が隠され、その周囲をピアノブラックのパネルで囲います。

 

このレトロ家電のような雰囲気も感じる内装を運転席から眺めた時の癒されや、満足度って結構大きいと思うんです。

少なからず私は必ず嬉しくなる眺めやで!

 

えーやろ?w

風向き調整ツマミの操作反力も程よく躾がされ、スコスコ感のないものになっています。

 

運転席の右側にもオシャレエアコン吹き出し口あります♪

このアングルも情報量多くて、デジタルメーター、ドアのアンビエントライトパネル、ヘリンボーンのウィンドウスイッチパネル、ステンレスフットペダル、新デザインステアリング、BOSE、そしてメタルメッシュエアコン!

いやいや、拘りアイテム盛り沢山じゃないですか?

 

こういう1つ1つのアイテムの個性が際立っているのが、新型FL1の内装なんです。

開発者の方々の拘りが見えてくるモノ造りって良いなぁ!

 

あと、地味に良いな!と思っているのが、助手席側ダッシュボードの形状です。

膝前空間を空けるように孤を描いてえぐれているんです。

これにより助手席に座る人も快適な足元空間になりますね!

最後にサラッと後席も見ていきましょう。

 

後席ドアはトリム上部が硬い樹脂、アンビエントライト無しとなりますが、あとの質感は前席同様です。

 

アームレストのボリューム凄い。

ウィンドウスイッチパネルのヘリンボーンやメッキ加飾、ウィンドウスイッチの照明もしっかりと装備されています。

 

FKはこの辺りが寂しかったですね・・・

スイッチに照明は付けて欲しいとレポートした記憶があります。

 

ホイールベースが伸びたことで、元々余裕のあった後席居住空間がさらに快適になりました。

ファミリー使いも視野に入れる事が出来る居住性を確保。

 

運転席の後ろにシートバックポケットが無いのが残念ですが、膝前空間は拳1個半位の余裕があります。

私の身長175センチのドラポジに合わせてあります。

 

つま先もしっかりとシート下に入ります。

 

FFのシビックにセンタートンネルが付いてるのはタイプRを見据えた時に必要な、ボディー剛性確保の為の設計。

 

後席用エアコン吹き出し口にはメタルメッシュが無い!

ここにもあると完璧なんですが、求め過ぎか(笑)

後席用のUSBスロットが無いのは勿体ないですね。

このメクラパネルはハイブリッドにはそれが付いてくる、暗示だと思っています(^_^;)

ラゲッジに関してはこちらのレポートでしていますので、良かったら!

 

先代と走りの違いは?【新型シビック 1.5ターボ CVT 試乗】レポートPart1!

 

以上です!

 

 

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