2024年秋発売!ホンダ FL シビック RS がどうなるか?考察
2024.1.17公開
シビックRSが東京オートサロンにて公開されました。
展示された車両は外装のみが見れる状態で内装や詳しいスペックは不明です。
今回はシビックRSがどのような内容になるのか?海外モデルの内容含めて妄想してみます。
ホンダでRSと言えばロードセイリングを意味し、街乗りを気持ちよく爽快に走るためのグレード。
従来の内容でいくと専用の脚回り(と言ってもダンパー変更で地上高ダウン位)が多い印象です。
しかし、これってすでにノーマルのシビックでも実現していると思うので、RSを追加するという事には何か他の意味もあると思いたい。
まず分かっていることを見ていきますと、
FL シビックRS 発売は2024年秋頃
シビックRSの発売は秋頃を予定しているとのことです。
大体10月頃に発売でしょうか。9月頭頃から店舗で事前商談が開始位の流れになるかもと予想。
1.5ℓターボ+6MT搭載と噂の200PSについて
パワートレーンは元々搭載されている1.5ℓターボとのことですが、ここで気になるのが200PSになるか?という話。
北米使用シビックSi |
クルマ好きならご承知の方も多いと思いますが、北米ではシビックSiというグレードがあり、それに搭載されているのが1.5ターボの200PS版なんです。しかも6MTとの組み合わせ専用。
そりゃ、詳しい人なら「1.5ターボです!6MT専用です!」って言われたら期待してしまうというもの。
しかし、こちらは左ハンドル仕様で、調べた限り北米以外では採用がありません(あったらすいません)。わざわざ国内向けだけに右ハンドルを用意するとも思えない。
なので200馬力はないかなと。
あとSiはヘリカル式のLSDを搭載しているので結構攻めた仕様です。国内向けのRSで最近ここまでされたモデルは無いはずです。
シビックRSの見た目をチェック
現行のシビックと大きく違うのはフロントのバンパーです。
空力により配慮されたデザインとなり、ホイールハウスへ空気が流入するようになっていますね。
ロアグリルは異形のヘキサゴン形状で多くの面積で埋まっています。空気の取り入れ口はかなり狭そうですね…
typeRみたいな空気の出口があればもしかして?となったかも |
ここからも200PS版はないかな?という印象を持ちます。
バンパー形状はマイナー後の現行3シリーズと似てますね。
ヘッドライトがEXで採用されるALHと同等なのでTypeRを除く、ガソリンモデルの最上級グレードになる事は間違いなさそうです。
よく見るとグリルの形状も違いますね。RSはヘッドライト下の樹脂部分が無くなって塗装されているので、より上質なイメージが出てます。
サイドを見ていくとサイドのピラーパネルがピアノブラックになっています。現行のガソリンモデルは無塗装なのでここは質感の向上が図られていますが、フロントグリルは無塗装のままですね。
ブレーキのディスク径も大径化されているという事ですが、以前からブレーキが少し弱いというレビューもあった事のテコ入れになっているのでしょう。ここは他のグレードにも展開されるのか、RS専用となるか気になる部分です。
ホイールナットもブラック化されているという事で統一感の演出も出来ているようですね。
他モデルのRSですと専用のダンパーになる事で車高が落とされる事もありますが、パッと見ではそこまで変わらないように見えます。
リアはRSバッジが設定されているという事意外現行のガソリンモデルと違いはないようです。
シビックRS 内装(インテリア)はどうなる?
「RSには専用の赤内装が設定される」という予定ですが、詳しくは何も分かっていません。
実車はどのような雰囲気になるでしょうか?ここからはますます妄想モードです(笑)
現行ガソリンEXの内装 |
すでに現行のEX赤ステッチが随所に施されたものになっています。
ここからさらに「赤内装で、特別感を出す」という事だと解釈すると、また北米仕様のSiが参考になりそうです。
こちらがSiの内装。
黄色矢印の
●エアコンパネル赤ライン
●ドアアームレスト赤ライン
●フロントドアトリム中央赤ファブリック
●フロントアームレストスエード調ファブリック巻き
●フロントシート中央赤ファブリック
●フロントシート形状(バケットタイプ)
これらの要素がいくつか採用されるのではないでしょうか?
個人的には殆ど採用されるのでは?と思っていますが、さすがに
●フロントシート形状(バケットタイプ)は可能性が低そうですよね。
あと、●エアコンパネル赤ラインもシート形状程ではないですが、可能性が低そう(途中からずっと妄想な事をお忘れなく)
アームレストのスエード調ファブリックはTypeRでも採用されているので、実現してきそうと思っています。
TypeRの内装 |
シフトレバーもRS専用とかになれば嬉しいですが、現行EXのものもかなり良いですから、そのままの可能性が高いかな。
シビックRS 追加 のタイミングでマイチェン?グレード体系の変更あるかも
2024年の秋頃となると現行FLシビックが発売されて3年となります。
このタイミングでマイナーチェンジが実施される可能性も充分考えられます。
RSが追加されるタイミングでグレード体系を見直す可能性もありますね。
現行 | マイナー後? |
ガソリンLX (CVT・6MT) | ガソリンLX (CVT・6MT) |
ガソリンEX (CVT・6MT) | ガソリンEX (CVT) |
NEW ガソリンRS (6MT) | |
e:HEV(EX) | e:HEV(EX) |
TypeR | TypeR |
このようにガソリンターボの上級グレードEXの6MTを廃止してCVT専用化。
より趣味性の高い6MTをRS専用とすることで車体購入価格を上げる方向にシフトするかもしれません。(ホンダの4輪事業利益率低いらしいので)
それでもLXの6MTは残すかなと思っています。若い世代に操る喜びを感じて欲しいと設定されたはずなので。
価格は既存グレードから10~15万円位値上がりしそうです。
RSに関しては今まで書いた内容がどこまで取り入れてあるか?によりますね。
北米のSiが同等装備のノーマルシビックより約30万円程度高いので、値上げ込みで丁度400万円弱位になると考えると妥当なラインかな?
さすがに200PSや※LSDはないと思うので380万円位でe:HEVよりは安い価格として出る可能性もありますね。
※LSD(リミテッドスリップディファレンシャル)
クルマが曲がるとき、内輪よりも外輪のほうが大回りになるため、左右輪に回転差が生じる。その回転差を調整する装置がデファレン…
今回は以上です!
GRヤリス同様にこちらも気になるモデルなので注視していきたいと思いますー
現行EX | |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | CVT |
車体サイズ㎜ | 4,550、1,800、1,415 |
全長・全幅・全高 | |
ホイールベース | 2,735 |
車体重量kg | 1,370 |
トレッド前・後 | 1,535/1,565 |
タイヤ | 235/40R18 |
最低地上高㎜ | 135 |
サスペンション前/後 | マクファーソン |
マルチリンク | |
エンジン排気量ℓ | 1,496 |
エンジン | |
最高出力PS、最大トルクNm | 182PS、240Nm |
モーター | ― |
最高出力PS最大トルクNm | |
最小回転半径m | 5.7 |
燃料タンク | 47 |
燃費WLTC km/ℓ | 16.3 |
燃料 | ハイオク |