【FLシビック同乗試乗レビュー】溢れ出るクルマとの記憶・想い
2024.12.12公開
2024.12.12更新
「あなたはクルマ選びで何を一番大切にしてますか?」
今回のレビューは、改めて自分自身にも問いかける程グッとくる内容でした。
10月にシビックとプジョー308を乗り比べる会をしたんですが、その時のメンバー「ペンコフ」さんが感想を書いてくれました。
↓乗り比べで私が書いた記事のリンク。
ペンコフさんは「4枚まとめ」としてご自身が気になるクルマ関係の事を記事にまとめてポストされています。
これが良く出来ていて、いつも凄い閲覧が伸びてるんです。(羨ましいぜ)
そんなペンコフさんのシビックレビューに私も色々共感できることがあったので、拝見しつつ僭越ながら後ほど一言添えさせて頂きます。
まずペンコフさんは現在現行プジョー308の1.2ターボ+8ATのモデルに乗られています。
以前は先代モデルの1.2ターボ+6ATのモデルに乗られていました。
セカンドカーとしてルノーのトゥインゴにも乗られています。大の仏車好き。
私が3008を降りる直前にお互いの車で並べさせて頂けて良かったなぁ。
個人的にはこの時期のデザインが神懸ってた印象です。
仏車の柔和さが程よいエレガントさと華やかさ、存在感を放っており、唯一無二なバランスだなと。
次はどんな並びになるか分かりませんが、またご一緒させて頂きたい。
シビックと308オフ会の時にペンコフさんはMTの運転慣れていないからと運転はされてなくて、助手席、後席に乗られた同乗試乗という形でのレビューです。
では拝見していきましょう。
画像なので字が小さかったらごめんなさい。
ペンコフさんのFLシビック同乗試乗レビュー
P1
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ペンコフさんの回想レビューについて
ここから私の感想を書かせて貰います。
P1 「永遠にこのクルマでいいワ」~ めちゃくちゃ分かります(^-^) 3008は全くノートラブルでしたが、何時かは高いメンテ代を払う時が来る?というビビりもあった事は事実(実際メンテが必要なのは10年乗ったら位かと考えています。最近の輸入車は壊れ辛いと思いますし、アイシンの8AT積んでるプジョーモデルはより安心感が高い印象) 更にこちらの都合も~ これもほんとにそうですね。 欧州のEV傾倒も崩れ少し動きにブレーキがかかったとは言え、モーター寄りになっていくのは間違いないと思います。 純粋な内燃機関を楽しみたいのもあってシビックは6MTを選択したこともあります。 もう一台のMAZDA2・6MTのディーゼルも同じような理由です。 |
P2 そう言えば、20年以上前~ この項からペンコフさんの車歴、背景になってきましたね。 プジョー好きな方は昔からのクルマ好きな方が多く、尚且つマニアックな方が多い印象です。(この印象は私の身近な方が余計そうだからかもしれないですが(;^_^A) 昔の欧州車は生産技術的な制約もあるにしろ、シンプルだけどとにかく整った全体のバランス、シルエットデザインで目を引くという感じがします。 今のプジョーは細かい部分もですが、グローバルに振った事で、今までのシルエットバランスも考慮はされつつ、足し算デザインも細かい部分で多く取り入れていますよね。 私は車興味持ち始めたのが、ここ10年強と歴史が浅いので、ひと昔前のドアがバシャンと閉まるようなノッチの具合とか、ボディー剛性エグイ時代のクルマにあまり触れていません。(かろうじて少し前までのVW Gにその名残あったかな?) 「なんてことないスペックなのに運転が楽しい」~ このワードは個人的にも今後大事にしたい、というか、こういうクルマが好きです。
クルマの楽しさを明確に表すことの出来る一番の表現として「速さ」があります。一番明確な理由としては数値(馬力・トルク)として現れるから。 しかし、運転の楽しさには「速さ」以外の要素も非常に大事であることは運転好きな方からすると既知の事かと思います。(私はそれをプリウスでさらに勉強しました) 走りを大切にしたいメーカーとしてもその数値や言葉で表すことが難しく「結局、あなたの感想ですよね?」になってしまう、その「何か」。(マツダは人馬一体と表現しているもの) 「走りのフィーリング」という部分に重きを置いてクルマと向き合っているタイプのクルマ好きが「個人の感覚」で「このクルマは楽しい」と言っている。 その「何か」を一般的には「乗り味」という言葉で表現しているという認識です。 |
P3 走り込むごとに「シートやサスペンションの動きからくる乗り心地」~ 走りに速さを多く求めない人は「足捌き、脚の動き方、総じて乗り心地」それらから感じる世界観に惹かれるかどうか、という事が重要になりそう。 ペンコフさんにとってプジョーの持つ「味」がご自身が好きな世界観・雰囲気への期待値とフィット且つ超えてくるような存在だったのでしょうね。 内外装のデザインも重要なファクターですよね。 それどころか~ めちゃくちゃご友人を洗脳してるじゃないですか(笑) ホンダ好きな方も仏車に乗り替えされたという事で、ホンダ・マツダ辺りのユーザーは一度あの乗り味に惚れると所有せずにいられなくなる可能性高そうですね。 私も輸入車の試乗や3008を所有する事で足回りに対する価値観が変わった気がしますし、色々なクルマに触れてもどこかで「あの感じ」を求めてしまっているのかも。 |
P4 こうして至ったのは~ トヨタのクルマは私も試乗で何台も乗らせて貰いました。前マイカーの60プリウスで大いに期待し過ぎた事もあるかもしれませんが、確かに早い段階で飽きました。 プリウスに関しては少し前の記事でも触れたように動的質感全般の仕上がりの煮詰めが甘いです。 機能を詰め込んで、道具としての性能は高いんです。しかし、「良いもの感」が乏しいんですよね。 その「良いもの感」も個人的なものですが、良い物ってどの世界でもあるじゃないですか。私の考え方としては分相応で無くても高級車を見させてもらったり、一度は中古でも所有してみるのも良いと思います。とにかく一般的に良いとされるものは一度でも触って、感じておいた方が良いという事です。 特に車を日常的に使う方なら、せっかく高い金額出して買うなら、より良いものを自分の目で、自分自身の価値観で、選択できるようにすることも大事ではないでしょうか。スペックとか動画で見た知識や誰かの意見も参考、にはしても、それを自分の考えと錯覚してしまうと勿体ないです。 例えば、私は腕時計にお金かける余裕ないですが、高級な腕時計が置いてあるところにも実際、実物を見に行きます。 その細部の造りこ込みや、デザイン、ムーブメントの違い、針の動き方等をチェックして、最後は2~3万円の自分の趣向に合ったものを選ぶ感じです( ゚Д゚) めちゃくちゃ高いの買って飾るよりは(買えないけど)、使える買ってしっかり使って良し悪しを感じたい。(ちょっと意味合い違うかな) それは私にとっての「何か」の1つですが、「エンジニアの拘り」の部分ですね。今まで培ってきたり、色々なメーカーから学んだ部分、キッチリと造り込まれたボディーから生み出されるそのものの質が滲み出す密度を感じにくい。感じ取れないのがトヨタ車全般に言えるかなと思います。(あくまで私の個人的な意見です) 勿論そういう個人的な感覚に振り回されてメーカーもモノ造りは出来ませんし、ビジネスである以上開発に無駄なコストは掛けられません。 なのでどこかで諦める部分なんですが、国産車でこの感じを大事にしているクルマは間違いなくあります。 それが今だと「シビック」かなと思います。 |
P6(追記)とは言え~ デザインと走り、自分自身の思い入れ、そのバランスでどのクルマを選ぶのか。 なにを一生懸命書いてるのか分からなくなってきましたが、 クルマ選ぶ時のテンションや思いは人それぞれ、私はペンコフさんのクルマに対するスタンスがとても尊敬できると感じたんだなぁ。 |
最後に
後半でペンコフさんがシビックを洗練されたプジョーと表現してくれています。
白いシャツ、白いうどん、奇をてらわずに走りを突き詰めたからこそ得られた今のシビックの走りやデザインは私もとても好感を持っています。
このクルマは永く乗りたいと素直に思えるクルマです。
走りは輸入車にもひけを取らず、基本的な操作性、安全装備の充実とMTでありながら現代の感覚と上手くマッチングしています。
勿論気になる部分はありますが、個人的にはほんとに些細な事で満足度が高いクルマです。
先日マイチェンしましたが、RSは勿論CVTでもとても良い仕上がりですし、e:HEVともなればビックリするくらい完成度高いのでその完成度を一度体感して欲しいなと思います。
今後私の発信を見て参考にして下さる方に、間違いなく楽しいと言えるクルマをレビューの中でお伝えできればなと考えています。
お金も大事なので引き続き自分の備忘録も兼ねて価格に関する記事もアップしていきますので、また気が向いたらチェックしてみて下さい。
先日のUUさんシビック、プチオフ会の時に感じたコトを書きました。
シビックのことを書くつもりが昔話になってしまったので、主役は最後の方にしか出せきません😅
全6枚なので、5枚目以降は返信欄へ続きます>> pic.twitter.com/eqHyhcIR1M— ペンコフ (@penkovsKAY) November 24, 2024