【プジョーがエンブレムを新デザインに変更!】その変遷も紹介

プジョーのブランドロゴが変更 その変遷も紹介

2022.7.26更新

プジョーがブランドロゴを変更しました。

1858年のブランドロゴ商標登録から11番目となるデザインへ移行。

この新デザインは2021年に発表予定の新型308から採用予定との事!

ブランドの高級感を高めるためによりエレガントなデザインにされたそうです。

新型308に関しての考察はマコさんのブログで面白い記事がありましたので、是非こちらもチェックしてみて下さい。

 

 

 

新しいブランドロゴいかがでしょうか?

新型の308を撮影させてもらったので、画像追加です♪

 

 

変更前はこれでした。

ツイッターを見ていると反応は様々ですね。

私はカッコいいと思います。

最近のプジョーはスポーティでカッコいい(少し若い感じ)系のデザインが多いのでそのラインともマッチしてると思います。

以前(1960~)に使用されていたエンブレムを復刻したようなデザインになっていますね。

以前とは言え私が生まれる前に使用されていたものですがw

先日プジョーの歴史が長く青色のボディーカラーも沢山あります、と言う記事を書きましたが。

 

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このブランドロゴも色々変更された歴史があります。

今回はプジョーのロゴデザイン変遷の歴史とその始まりに付いて簡単にご紹介です。

デザインの変遷については公式HPでも見ることが出来ます。

 

 

 

こちらの画像と、私が手元に持っているブランド創設200年記念の公式本の中から分かる事を抜粋しますね。

この雑誌は508のカタログを請求した時にオマケで付いて来た気がします。

見てみるとこんなの無料でもらって良いのか?と思うくらい濃くてお洒落な内容です♪

 

 

 

プジョーエンブレム デザインの歴史

 

まずプジョーはクルマを作る前から色々な事業(基本モノ造り)をしていました。

有名なのは粉を挽くミルですね。

 

 

コーヒーミルや塩、ペッパーのミル等ですね。

ディーラーにも飾ってありました。販売もされていたと思います。(上の写真のものではありません)

そこからプジョーを自動車製造に進ませたのが、アルマン・プジョー(1849-1915)。

 

アルマン・プジョーさん

 

1889年に初めてプジョーの名前の付いた自動車が完成します。

蒸気3輪車の「セルポレ・プジョー」というモデル。

このモデルからプジョーのクルマのエンブレムがスタートするわけです。

 

 

1905年初めてプジョーの自動車にエンブレムが付く

 

 

ライオン・ブジョー社ブランドの車のグリルには、矢の上を歩くライオンが飾られていました。その後数年間は、バイクや工具類にもこのモチーフのバリエーションが使われました。

何ともエレガンスなデザイン。

ブルジョアな雰囲気が漂います。

歯車の上にライオンが全身で描かれた高級感あふれるエンブレムですね。

何故ライオンが選ばれたのかは定かになっていませんが、金属製品を扱う中で最高品質を連想させる象徴としてライオンが選ばれたようです。

 

1923年 2つ目のデザインへ

 

 

プジョー車のオーナーたちは、ラジエーター・キャップを彫刻家ルネ・ボーディションが彫ったライオンのマスコットで飾りました 。

かなりイメチェンしてきたやん?

デフォルメされたライオンさんに進化しておりますw

これ正面からみたやつ欲しいなぁ。

笑ってますよね?

 

1933年 3つ目のデザイン

 

この当時、すべてのプジョー車のフロントグリルに、ライオンの頭部があしらわれています。1935年にこのデザインは、「ソショー・ロケット」ラインの登場と共に変更されました。

このロゴ一番かっこいいと思いました!

なんかちょっと昔のジャガーも連想させるようなデザインですね。

このエンブレムがグリルに鎮座しててもカッコいいと思いますし、ボンネットの先端に居ても素敵だなぁ。

 

 

ちなみにソショーロケットはこのクルマです。プジョーブルーはこの時もしっかりと息づいてますね!

めっちゃカッコいいですね。

フロントサイドのシルバーの丸いオーナメントがかなり良い感じ。

 

しかし、このエンブレムはカッコいい!

12個目はこのエンブレムデザインを復刻でお願いします!

 

1948年 4つ目のデザイン

 

雌ライオンが、203のボンネットを飾ります。このモデルには、フランス フランシュ=コンテ州の紋章にちなんだ新しいエンブレムが採用されました。

このデザインはちょっと見慣れた感じがします。

ライオンがリアルな感じからモチーフになってきた感じしますね。

あと特徴は、いままでのライオンはずっと雄ライオンでしたが、こロゴでは雌ライオンになっているポイントです。

 

1955年 5つ目のデザイン

 

 

安全面を考慮し、1958年9月以降203と204のボンネットへのライオン頭部の装着が廃止されました。

ライオンのモチーフは先代のものを踏襲し、PEUGEOTのロゴがエンブレムに採用されています。

このフォント好きだなぁ。

渋いし、お洒落です。

四角の盾のような枠から三角の盾の枠になって洗練された印象も与えてきます。

 

1960年 6つ目のデザイン

 

「PEUGEOT」の文字を配し、たてがみを風になびかせたライオンのエンブレムが、404で初お目見え。グリル中央部分に配置されました。

このエンブレムが新しいデザインの元になっています。

 

 

雄ライオンに戻り、グリル中央に配置される今の流れになったのがこの頃からのようです。

力強いライオンに合わせて、PEUGEOTのフォントもインパクトがある感じになっていますね。

 

1968年 7つ目のデザイン

 

今までにないモダン感覚の意匠。薄型で、ゴールド、またはクロームメッキのライオンが、504に新登場します。

引き続き雄ライオンの頭部のみですね。

先代のリアルなデザインからモチーフ感強めになりました。

野性味ある感じからエレガント寄りにシフトされています。

そして、このエンブレムからPEUGEOTの文字が無くなります。

 

1975年 8つ目のデザイン

 

伝統のライオンが、今度は線を強調したデザインで登場。輪郭のみでデザインされたエンブレムは「ライオン・アウトライン」として親しまれました。

5つ目のデザインからシルエットを抜き出したようなエンブレムになりました。

またライオンの全身が描かれており、カワイイ感じがプラスされましたね。

このエンブレムから親しみのあるオーナーさんも増える感じでしょうか?

白と黒で構成されてモダンで、お洒落です♪

 

1998年 9ケ目のデザイン

 

クロームで仕上げられたこのエンブレムは、素材の持ち味を活かして、より重厚感のある印象を伝えています。

このエンブレムは現在のロゴと殆ど同じですね!

金属のマテリアル感を生かして先進感とスタイリッシュさを表現されていると思います。

写真見るとちょっと影付いてますが、エンブレムではさすがに無いよね?w

口から出てるベロが良く見ると凄く可愛くてカッコいいエンブレムに愛嬌を与えてる印象です。

 

2010年 10ケ目のデザイン

 

 

これまで以上にダイナミックでしなやかなライオンに、2種類のメタリック加工を施しています。細部の仕上げに艶出し加工を使い、艶消し部分とのコントラストを出しています。

このデザインから見慣れたプジョーロゴです♪

最新のe-208やe-2008のEVにはダークロークライオンという挿し色で青色が入った美しいブルーライオンが専用で装備されます。

 

 

次期EVモデルでは変化させて来るのでしょうか。

その辺りも含めてモデル展開だけでなくエンブレムの違いにも注目しながらプジョーの動向を楽しみにしたいと思います♪

 

1925年 謎のエンブレム

 

以上で11個揃ったのですが、本の方にはこのエンブレムも掲載があります。

1923年の2個目のデザインのすぐあと1925年にこのエンブレムの写真があるんです。

 

 

 

これはなんなのか?という事になりますが、おそらくボンネット先端に鎮座させていたのではないでしょうか?

それこそジャガー的なヤツですね。

渋いなぁ。かなり手の込んだ造形です。これを金属でやっていたとすると相当な手間のハズ。

当時のクルマが大衆的では無かったということの表れでしょうか。

以上でプジョーエンブレムの紹介終わります。

 

新型308は私もかなり期待していてSWは気に入れば是非検討したいクルマです。

新しいエンブレムのプジョーモデルも購入できるように頑張らねば!

最近更新がランダムになっていますが、継続して発信していきますので気が向いたらチェックお願いします。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました!

 

 

 

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